...公園の近くに泥田がある...
...彼女は泥田を飛び越えた...
...梅雨の時期は泥田が増える...
...わたしは泥田の中で貝殻を探した...
...ツアーで泥田を観光する...
...夏以外は唯泥田の中に川が一すじあるだけである...
芥川龍之介 「雑信一束」
...平四郎は伝吉の牽(ひ)いていた馬に泥田(どろた)へ蹴落(けおと)されたと云うことである...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...村端(むらはづれ)の泥田に蓮華の花の咲いたよりも猶鮮やかに...
石川啄木 「二筋の血」
...盗賊が増えたのでは始末がわるい」「私のしばしばの鉱毒の質問も泥田に棒を打つ如しだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
......
種田山頭火 「其中日記」
...あの田の草取りだ昼間の暑い陽ざかりにジリジリの煮え湯の泥田を四つんばいになって這うて歩くのじゃ顔も手もぼんぼんにふくれ上がり爪の先がずくずくうずくだ六十ごけ婆がこのようにもがいても喰う米も無(ね)いんだその横で地主の奥様は夏羽織でお寺まいりなさるし...
中野鈴子 「母の手紙」
...そこはどぶどぶした泥田の中で...
野口雨情 「子供に化けた狐」
...苫屋の外は悉く泥田へ投込み蹴込む)この野郎(苫屋を押えつけ)親仁さん...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...忽ち傍らの泥田の中へ真つ倒(さかさ)まに転落して...
牧野信一 「写真に添えて」
...精が出るねえ!金吾 (泥田の中で水音をさせながら)これは...
三好十郎 「樹氷」
...泥田に足を突っ込むなど全く災難...
山本笑月 「明治世相百話」
...家の一軒もない泥田の中に...
横光利一 「夜の靴」
...久我畷(こがなわて)にちかい野で泥田が多く...
吉川英治 「私本太平記」
...わしが岡崎に在城の頃、或る年、田を見廻りに行くと、泥田の中に、百姓どもと打ち交(ま)じり、大小を畦(あぜ)において、そちも、そちの妻子も、稲を植えていたことがあろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...道は泥田のようだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この泥田こそ、どんな荘厳な教殿にも七宝の伽藍(がらん)にも勝(まさ)る教化の道場であるぞと思った...
吉川英治 「親鸞」
...目を落として一面の泥田をながめやると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...泥田の道でわたくしの心を占領していたのはこの問題ではなかった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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