...藍碧なる青雲の海に泛(うか)びて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...同日夕刻より船を朝日川に泛(うか)ぶ...
福田英子 「妾の半生涯」
...それに引代へて幸福なりし幼年の日のことをおもひ泛べてのみ...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...盛以鵞黄泛前頭...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...どの辺の沖の小島から海に泛(うか)んだものかは今でも判(わか)らぬが...
柳田国男 「海上の道」
...美しい丹塗(にぬ)りの箭(や)が川上から泛(うか)んできたのを...
柳田国男 「山の人生」
...きらきらと電灯に光りつつ涙のようなものを泛べていた...
横光利一 「旅愁」
...昼間の動揺を悔む手堅さで一層矢代への親しさを泛べ正しく廻った...
横光利一 「旅愁」
...ともすると彼をただその背景の上に泛べているだけの自分を感じては...
横光利一 「旅愁」
...ヨーロッパをともに廻った千鶴子のことをふと頭に泛べても...
横光利一 「旅愁」
...先日矢代に出した自分の手紙のことも同時に思い泛べたと見え...
横光利一 「旅愁」
...老(おい)も若きも多数の作家は全(まつた)く泛(うか)ぶ瀬を失ひ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...どう考えても思い泛かんでまいりません」「何をば?」「いま...
吉川英治 「私本太平記」
...ここでも世間へ泛(う)かび出せなかった過去を持つ光秀は――いま...
吉川英治 「新書太閤記」
...池田勝入の得意顔をおもい泛(うか)べた...
吉川英治 「新書太閤記」
...物凄く泛(う)いて見えた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一策を心に泛(う)かべたらしく...
吉川英治 「松のや露八」
...四ツ辻の油障子に駕という大書の字が灯(ひ)に泛(う)いていた...
吉川英治 「松のや露八」
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