...(二)の二智恵子の泊つてゐる浜野といふ家は町でもズツと北寄の――と言つても学校からは五六町しかない――寺道の入口の小い茅葺家(かやぶきや)がそれである...
石川啄木 「鳥影」
...立花といふ家に半自炊の樣にして泊つてゐるのだ...
石川啄木 「鳥影」
...福富の泊つてゐる家の前に...
石川啄木 「葉書」
...首相加藤友三郎が泊つてゐたといふ部屋をあてがはれてゐたのであるが...
小穴隆一 「二つの繪」
...「こゝに泊つてゐる間は...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...其れはおもちや屋の裏手になるのであるが私の泊つてゐる此の宿の客に見えるやうに其処に板が打ちつけてあるのであつた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...朝日屋といふのへ泊つた...
種田山頭火 「行乞記」
...・雪の茶の木へ雪の南天あんたが泊つてくれて春の雪・雑草はうつくしい淡雪・雪へ雪ふる春の雪・雪のしづけさのつもる・晴れて雪ふる春の雪春の雪をあるく・春の雪ふるふたりであるく雪の水仙つんであげる・わらやねしづくするあわゆき三月十三日雪がつんでゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...Bは北京に三夜(や)泊つた...
田山録弥 「犬」
...私の泊つてゐる島民の家の兒で...
中島敦 「環礁」
...それに怨が加はると別だよ」「成程ね」「江の島で一緒に泊つた三人が潔白だと判つた時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昨夜私が本石町の店へ泊つて留守だつたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...北島町の「尾原さん」に泊つた...
牧野信一 「淡雪」
...しかしお嬢さんは当分の内貴兄の内に泊つて居られても差支ないといふのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...「よそへ泊つてゐたのさ...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...名も落合村といふまで行つて泊つた...
若山牧水 「木枯紀行」
...余り気持のよくない乾き切つたやうな宿場町の其処にたうとう泊つてしまつた...
若山牧水 「渓をおもふ」
...一晩東海道國府津の驛前の宿屋に泊つた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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