「沽券」の意味
自分の価値や尊厳を守る意識
「沽券」の例文(場面別)
- ビジネス彼はプロジェクトの失敗を認めず、自分の沽券に関わるとして責任転嫁した。
- 日常会話そんなことで謝ったら沽券が傷つくと思っているのかい?
- 小説・文芸老紳士は沽券にかけても、盗みの汚名を晴らすと誓った。
小説での「沽券」の使い方
...この企業は沽券に関わる行為をしたとして訴えられた...
...沽券に関わる不正行為は、十分に罰せられるべきだ...
...彼は沽券に関わる業務を任されている...
...沽券に関わると思われる証拠が見つかった...
...彼女は沽券に関わる事件を深く知っている...
...自分の沽券(こけん)をあげるらしく思われる弟子に限って教育を与えることを以て面目とし...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...自信も何も無いくせに東北地方第一という沽券(こけん)にこだわり...
太宰治 「惜別」
...がんりきの沽券(こけん)が下るからと...
中里介山 「大菩薩峠」
...氣が付くと沽券(こけん)に拘(かゝ)はると思つたものか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...気が付くと沽券(こけん)に拘(かか)わると思ったものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江戸の色男の沽券(こけん)に拘わりますよ」「そんな間抜けなものになり度かァ無いよ」「間抜けでもドチでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分の平次の沽券(こけん)に拘(かゝ)はるだけのことです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...沽券(こけん)が高かったのだった...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...禿狸の沽券(こけん)にかかわります」と言いながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...沽券(こけん)にかかわる...
火野葦平 「花と龍」
...こんなことをしては自分の沽券(こけん)にかかわりはせぬか...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...沽券(こけん)にかかわるとさえ思ってたんですから...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...芸術家としての沽券(こけん)に関するとでも思ったのだろう...
平林初之輔 「江戸川乱歩」
...今度彼に会つたら諄々と説明しなければ己れの沽券に係はると唇を噛んだ...
牧野信一 「老猾抄」
...自分の沽券(こけん)にかかわるように...
吉川英治 「三国志」
...沽券(こけん)にかかわる)かれの思いそうな心理が...
吉川英治 「新書太閤記」
...おれの沽券(こけん)にかかわるからな」草笛は...
吉川英治 「平の将門」
...だらしがねえや」「吉岡方か」「あたりめえよ」「ひどく沽券(こけん)をおとしたものだなあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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