...お婆(ばあ)さんでもないでしょう」「気高い淑女です」「男であろうが...
海野十三 「爆薬の花籠」
...あなたこそ気高い戦勝の歓びを持つ人!とはいえそこに一対の目があった――ただ一対だけ――それが瞬きもせずに...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...どこかにむしろ気高い風を帯びていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...猫をかいたら――なお気高い...
夏目漱石 「模倣と独立」
...あまりに気高いこの婦人は...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...才貌(さいぼう)ともにお麗(うるわ)しく気高い武子姫に...
長谷川時雨 「九条武子」
...迫り視(み)るべからざるほどの気高い美しさをそなえているので...
久生十蘭 「鈴木主水」
...そしてその種名の gloriosa は noble で崇高すなわち気高い意味で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...だがそれでも、万一肺だったとしたら――この新来の婦人患者は、今がんじょうな良人と並んで、かぼそくぐったりと、白い漆塗りの直線的な安楽椅子にもたれたまま、会話を追っているこの瞬間ほど、優しい気高い、浮世離れのした、そして非物質的な印象を与えることはできなかったであろう...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...不意の驚(おどろき)と気高い腹立(はらだち)との8645闘っている御様子が...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...きわめて貴い愛情によってその気高い心をふるい立たせながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...気高い霊魂がすることである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの可憐な新妻の胸に伏してを産んだ気高い美わしき肉体を彼にからめの句*などを反芻(はんすう)すると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...世にも気高い御姿(おんすがた)...
夢野久作 「白髪小僧」
...慈悲深い気高い王様と思い込んでいたのに...
夢野久作 「白髪小僧」
...美紅姫の姿の美しくて気高い事...
夢野久作 「白髪小僧」
...そのデスマスクを取る直前の父の顔は実に満足そうな……生前に見たドノ顔よりも気高い...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...気高い男女の信者たちが会堂に詰めかけて来た...
和辻哲郎 「鎖国」
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