「気随」の意味
自分の気分や思いのままに行動すること
「気随」の例文(場面別)
- 日常会話彼は気随に行動するので、周りの人たちはいつも困惑している。
- ビジネスプロジェクトの進行中に気随な判断を下すと、チーム全体に迷惑がかかる可能性がある。
- ニュース政治家の気随な発言が、国民の間で大きな批判を呼んでいる。
小説での「気随」の使い方
...淡島屋の妻たるおくみは男勝(まさ)りの利(き)かぬ気であったから椿岳の放縦気随に慊(あきた)らないで自然段々と疎々(うとうと)しくなり...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...国から送る学費で気随気儘(きまま)に暮していた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ある貧しい人々をあらゆる点でわたし自身とおなじぐらい不自由なく暮らせるようにしてやることによってかれらの気随気儘な生活に対して恩を押しつけようとかんがえ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...なかなか気随者(きずいもの)で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...気随気儘(きまま)をさせて置く者はありゃしないんだ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...一層嫁の気随気儘(きずいきまま)が募(つの)るであらうし...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...私はあまりに気随気儘だつた...
種田山頭火 「一草庵日記」
...されど平常気随気儘の身を思返して聊か慰めとなす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...乃公(おれ)は気随気儘の身になつた...
永井荷風 「虫干」
...家(いえ)にのみ引籠(ひきこも)れば気随気儘(きずいきまま)の空想も門外世上の声に妨げ覚(さ)まさるる事なければ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...出たいからといって気随気儘にズイズイと出て行くというわけにはゆかない...
久生十蘭 「魔都」
...気随ならしむ可らずとは...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ヤそんな鄙劣(しれつ)な事は出来ないのとそんな我儘気随(きまま)を言ッて母親さんまで路頭に迷わしちゃア...
二葉亭四迷 「浮雲」
...気随気儘の大阪弁の卓袱料理を創造した畸才縦横の料理人こそ...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...気随気儘(きずいきまま)に大金を掴み出し...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分の家でやっている気随気ままな言葉や態度をそのままお歴々がたの前にさらけ出しては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...気随気ままに任せています...
吉川英治 「江戸三国志」
...気儘気随(きままきずい)の世渡りこそ...
吉川英治 「剣難女難」
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