...そして其の夜は気分が悪いと云つて寄宿舎には帰らず造花用の染料を多量に服(の)んで苦悶してゐる処を発見されて...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...「信一様でいらつしやいました」「信一? どうしたのだらう」「何か御気分が悪いとかで...
犬養健 「朧夜」
...気分が悪いといって寝んでいるから...
江戸川乱歩 「悪霊」
...少し気分が悪いから」友だちはそこそこに帰って行く清三の後ろ姿を怪訝(けげん)そうに見送った...
田山花袋 「田舎教師」
...気分が悪いといって...
徳田秋声 「縮図」
...「あゝ気分が悪いのですね...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ひるから頭が痛いとか気分が悪いとかいう話は...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...多くの観客が頭が重くなったり気分が悪いといったりしたそうである...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...まだ宵の内に気分が悪いと言い出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「なんけえ?」「うちの人が、気分が悪いと、いいよる...
火野葦平 「花と龍」
...これは少し気分が悪いからでございます...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...そんなに運動が足りないで気分が悪いのなら...
牧野信一 「毒気」
...何となく気分が悪い...
武者金吉 「地震なまず」
...別にどうも致しませんが何だか気分が悪くって」中川「何で気分が悪い」お登和嬢「イエモー大概癒(なお)りました」と強(し)いて元気を装(よそお)いて兄の懸念を消さしめんとす...
村井弦斎 「食道楽」
...病気で気分が悪いのと心配や物案じで気分が悪いのとは何処(どこ)ともなく様子で違う...
村井弦斎 「食道楽」
...和女のは何か心配のために気分が悪いように見える...
村井弦斎 「食道楽」
...気分が悪いから、ということであった...
山本周五郎 「竹柏記」
...すこし気分が悪いと呟いてすぐ寝殿へ入ってしまったのである...
吉川英治 「三国志」
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