...すると白木も気の抜けたような笑いを顔に浮べた...
梅崎春生 「黄色い日日」
...負けてもね」「イライラね」白木は気の抜けたようなぶよぶよした笑いを浮べて...
梅崎春生 「黄色い日日」
...三度痩せた子供が車の前をうろついていて……」と運転手は申し訳なさそうに眼を瞬(またた)きながら気の抜けたような返事をした...
橘外男 「逗子物語」
...顔だけでなく体中が空気の抜けた風船のような感じだつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...お宮は気の抜けたような返事をして...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...「いやいや!」と刑事はホームズの気の抜けた手を握りしめ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...気の抜けたような色をしているものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...気の抜けたという意味ではなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...歓(よろこ)びがあるはずなのに気の抜けた漠然(ばくぜん)とした寂しさ...
中島敦 「李陵」
...自分は気の抜けた麦酒(ビール)のような心持を抱いて...
夏目漱石 「行人」
...「先達(せんだっ)ては」兄は油気の抜けた指先で...
夏目漱石 「道草」
...これは気の抜けたものだ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...気の抜けたやうな順一の姿が見かけられることがあつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...どこにか気の抜けた様な処が見えるのはその為であるらしい...
平出修 「逆徒」
...暫(しばら)くは惘然(ぼうぜん)として気の抜けた顔をしていた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...兎に角気の抜けたものになってしまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼女は俄に気の抜けた風で...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...何とのう気の抜けたようになった...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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