...娘も至つて気のやさしい...
芥川龍之介 「地獄変」
...お雪は気のやさしい従順な女だったが...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...」中ごろから替って来た気のやさしい上方産(かみがたうま)れの看護婦が...
徳田秋声 「足迹」
...(大正元年初稿)後篇一中沢先生は気のやさしい人だつたけれど随分な癇癪もちで...
中勘助 「銀の匙」
...気のやさしい者には我慢できなかったんです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...気のやさしい春は庭園に美しい着物を着せ――明るい時――林町の家の...
宮本百合子 「雲母片」
...殆んど首席で通して来た――気のやさしい...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...気のやさしい男なのだ...
山川方夫 「恐怖の正体」
...気のやさしい、おもい遣(や)りのあるひとではあったけれど、三郎兵衛のことになるとまるで菊枝に同情がなくなった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...気のやさしい姉であった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...気のやさしい――その代り病身そうな細腰の美人だったから...
吉川英治 「新書太閤記」
...気のやさしい娘だった...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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