...名は阿比良(あひら)比賣に娶ひて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大きな巖石をその黄泉比良坂(よもつひらさか)に塞(ふさ)いでその石を中に置いて兩方で對(むか)い合つて離別(りべつ)の言葉を交(かわ)した時に...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...阿比良媛(あひらひめ)という方をお妃(きさき)に召(め)して...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...其結果比良坂の絶誓となりしと...
高木敏雄 「比較神話学」
...やがて日が比良(ひら)比叡の峰つゞきに沒して遠くの山下が野も里も一樣に薄暮の底に隱れてしまふと...
近松秋江 「湖光島影」
...所謂近江八景は「比良(ひら)の暮雪」のほかは...
近松秋江 「湖光島影」
...そこまで來るともう今まで長い間見て來た比良岳も斜に後に退いて...
近松秋江 「湖光島影」
...丸ぼうろ多比良町の婦人会に私は話をしに行った...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ふと比良ヶ岳のこなた...
中里介山 「大菩薩峠」
...みんな比良ヶ岳の山に積ってしまうのだそうでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...彦根を去らむとして湖水をのぞむ比良の山ながらふ雲に落つる日の夕かゞやきに葦の花白し三日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...比良夫君(ひらおくん)はいうのだった...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...十二月十五日には二人目(ににんめ)の妻同藩留守居役百石比良野文蔵(ひらのぶんぞう)の女(むすめ)威能(いの)が二十四歳で来(きた)り嫁した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎は留守居比良野貞固(さだかた)に会って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...比良野氏の出馬場玄玖(げんきゅう)妻長女純(いと)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...渋江氏の家を挙げて比良野邸に寄寓せしめようとした...
森鴎外 「渋江抽斎」
...比良野の馬を借りて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...殊に比良野助太郎と書した荷札が青森の港に流れ寄ったという流言などがあって...
森鴎外 「渋江抽斎」
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