...毅はそれを腰の嚢(ふくろ)の中へ入れながら言った...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...毅は笑った...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...水際(みぎわ)に出ると毅を見返った...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...見かけによらず剛毅(ごうき)であった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...奔放にして剛毅(ごうき)なる異色を持った少年であったことは疑いもない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...――扇を取りに踊屋台へ行ったというのも後で下女から聴いたことで」一代身上を築いた嘉兵衛は意志の権化のような剛毅(ごうき)な男ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...毅然たる真名古の精神だけがよくそれに対抗して...
久生十蘭 「魔都」
...奉天派には賢明な蔵式毅がおって...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...まだ毅然(きぜん)としている人々――体格が貧弱で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...毅然としている船長と...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...中島健蔵氏の通俗小説と純文学の説論、阿部知二氏の純文学の普及化問題、深田久弥氏の純文学の拡大論、川端康成氏の文壇改革論、広津和郎氏、久米正雄氏、木村毅氏、上司小剣氏、大佛次郎氏、等の通俗小説の高級化説、岡田三郎氏の二元論、豊田三郎氏の俗化論、これらはすべて、私の見たところでは、純粋小説論であるが、それらの人々は、すべて実際的な見地に立って、それぞれの立場から、純粋小説を書くために起る共通した利益にならぬ苦痛を取り除く主張であると見えても、さし閊(つか)えはないのである...
「純粋小説論」
...――ですが豪傑、その首は一体、誰の首です」閔貢は問われると、「知らずや、これは十常侍張譲などと共に、久しく廟堂に巣くって、天下の害をなした段珪という男だ」「えっ、ではあなたはどなたですか」「河南の掾史閔貢(えんしびんこう)という者だが、昨夜来、帝のお行方が知れないので、ほうぼうお捜し申しておるのだ」「ああ、では!」崔毅は、手をあげて、奥のほうへ転んで行った...
吉川英治 「三国志」
...管仲、楽毅、いま何処にありや! と...
吉川英治 「三国志」
...毅然(きぜん)と坐して...
吉川英治 「新書太閤記」
...十兵衛はいったい非常に剛毅な気性で...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...隠居の動静は、近ごろどうじゃな」「まったく、百姓めかして、他念なげにはお見うけされまするが、本来、豪毅なお気性、あのままとは存じられませぬ」「もとよりのこと、ゆめ、あの隠居には、油断はならぬ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...それのみを剛毅(ごうき)に持って...
吉川英治 「源頼朝」
...剛毅な態度を以てその苦痛に堪えた...
和辻哲郎 「鎖国」
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