...一つ残さずとりつくされて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...一時間とたたないうちに君たちの言ったことを一語も残さずみんな知らせたんだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...一篇残さず売り払ってしまった...
太宰治 「東京八景」
...一粒も残さず噛み砕けとの御意でござりました...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...すべて一つ残さず異様な満足感をいだきながら見てとりました...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...ライスカレーにも未練を残さず...
永井隆 「この子を残して」
...尺も残さず真赤(まっか)になってこの静かなる水の上に倒れ込む...
夏目漱石 「虞美人草」
...幸七の浮気筋を一つ残さず調べてくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「何を捜すんです、親分」「娘が殺された二階の真下は、日陰のジメジメした中庭になって居るが、足跡を残さずに、あの辺へ入って行く工夫は無いものか、それを考えて居るんだよ」「其処に足跡さえあれば、――いや足跡と梯子(はしご)の跡があれば、曲者は階下(した)から這い登って、二階の欄干(らんかん)に凭(もた)れて居る娘の背中を刺したこととなるが」「張板はどうです、柔らかい土の上へ張板を敷いて、その上を伝わった曲者がありましたね」平次が手掛けた幾つかの事件のうちには張板を敷いて渡ったのが幾つかあった筈です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一物(いちもつ)も残さずそれぞれの場所にかたづけるようにしなければなりません...
羽仁もと子 「女中訓」
...多少の証拠を残さずに部屋に入ることはむずかしい...
久生十蘭 「魔都」
...一しずくも残さず牛乳をあけてしまったことを見ていたわけです...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...大将が遺骸も残さず死んだと聞いては必ずどこかへ失踪(しっそう)をしてしまったことと疑うであろうし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何もかも残さずに...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...お金が一人も残さず話すのだから...
森鴎外 「心中」
...血潮残さず指紋も止めない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...残さずにゃいられねえ性分ですから」「はははは」と...
吉川英治 「銀河まつり」
...この調子では何物も残さずに焼くであろう...
和辻哲郎 「地異印象記」
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