...その残り少なの秘蔵のウイスキイを出したのであるが...
太宰治 「親友交歓」
...夫を家に残して娘と二人旅先の宿に泊るなどと云うことは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...もう櫃(ひつ)には米は一粒も残つてゐない...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...「でもお金が残るわ...
徳田秋声 「新世帯」
...真暗な中に取残された馬は...
豊島与志雄 「狐火」
...「敵を一人残らず屠(ほふ)って自分の剣で死ぬんだ!」と叫んでる者もあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...構わないからうんと脅かしてみるがいい」「親分は?」「俺は一と足後から行く」「それじゃ」ガラッ八は残る陽足(ひあし)を惜しむように両国へ飛びます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...残骸を見下ろして...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...吉里へ言葉を残して耳門(くぐり)を出た...
広津柳浪 「今戸心中」
...この殺害(他殺であることは一目で明らかであった)の残虐なこと...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...毛虫は残らず蝶と化して飛び去ってしまった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そうですね」「残酷なこともやりますよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...有り金残らず喜んで提供する...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...そのあいだ、残る面々は、自身に申し出て可能なだけの開伐をしておこうとも約束するのであった...
本庄陸男 「石狩川」
......
槇本楠郎 「さらわれた兄よ」
...やはり上古の習わしの名残(なごり)とも見られる...
柳田国男 「海上の道」
...書いたものとては何一つ残っていないが...
柳田国男 「故郷七十年」
...部下十名を外に残し...
吉川英治 「新書太閤記」
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