...あれが焼けて了ったのが一番残念です...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...誰もこの残酷な遊戯を止(と)めようとはしなかった...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...此柏筵(はくえん)が日記のやうに書残(かきのこ)したる老(おい)の楽(たのしみ)といふ随筆(ずゐひつ)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...前進を阻まれた気持が前時代の残存物へ向けられるといふこと...
武田麟太郎 「落語家たち」
...女中に手を曳(ひ)かれた少年は何度も何度も残り惜し気に私の方を振り返り振り返り夕暮れの中へ消えて行ったのを...
橘外男 「逗子物語」
...それでもまだしばらくの間は生き残った肉親の人々の追憶の中にかすかな残像(ナハビルト)のようになって明滅するかもしれない...
寺田寅彦 「庭の追憶」
...西の空の残光に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...感謝と共に深い恨を残すこの心持ちほど...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ともあれ大雪山こそは、最後に残された、わが国山岳の原始境であることを思えば、せめてこれだけは自然のまま大切に保存して、後世のために遺したいと念願するのは、おそらくすべての愛山家が一致するところではあるまいか...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ただなお記憶に残っているのが甲冑(かっちゅう)である...
夏目漱石 「倫敦塔」
...残飯残菜をあさって犬の如く生活し...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...時代のかげがはっきりと残っていて...
久生十蘭 「キャラコさん」
...まだパクセとタンピサヤが残っています...
久生十蘭 「ノア」
...立つとすれば彼女の眼の正面に立たねばならない、私は益々熱くなって何かまうものか、他人がどう見ようが私はしたいからしにゆくのだ、他人の考えは他人のむねの中で勝手にひろげていた方がよいと、私は敢然と立って出かけたがその後で直ぐ汽車の中にいるためか神経がいら立って、残尿はゆるく、焚火のもえ残りのように燻(くすぶ)りはじめた...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...また自分の死後彼女を敵の残酷と気紛れに委せる心配からも救われようとして...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...白粉(おしろい)の残った顔を撫でまわしながら蓬々(ほうほう)たる頭を擡(もた)げた...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...お前のために取残(とりのこ)されているタッタ一つの悲しい特権なのだ...
夢野久作 「木魂」
...とり残された私は...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- ベーシストの桜井賢さん: 日本のロックバンドTHE ALFEEライブ通算3000本を達成🎸
- 野球選手の大谷翔平さん: 5打数2安打で連続出塁記録を49に伸ばした。 ⚾
- 野球選手の福永裕基さん: 三塁守備中にカメラマン席へ飛び込み負傷🤕
時事ニュース漢字 📺
