「此様」の意味
このような様子
小説での「此様」の使い方
...どうして私は此様な青い血管を傷ける事が出来るのだらう...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...それは此様な怖しい存在は続けられる事も...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...此様な問題は、今日の人類を標準とし、今日の世の中だけを見、目前の勝利に心を奪はれて、たゞ文明を謳歌し居る人等には、恐らく胸に浮ぶことさへ無いであらうが、遠く人類の過去の歴史を考へ、下等な獣類時代から、猿時代、野蛮時代、半開時代を経て終に現今の有様に達したまでの変遷の跡を探るときは、この問題に対して慥に然りと答ふるの外に途は無い様に思はれる...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...此様(こんな)に皆々(みんな)に爪弾(つまはじき)されて……悪い事べい為て居て...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...此様(こんな)御馳走になれやうとは...
永井荷風 「一月一日」
...私の居た家が空(あ)いているから来ませんか」と此様に誘ってくれた事に原因していた...
林芙美子 「落合町山川記」
...今時(いまどき)の民家は此様の法をしらずして行規(ぎょうぎ)を乱(みだり)にして名を穢(けが)し...
福沢諭吉 「女大学評論」
...父は此様(こん)な人だし...
二葉亭四迷 「平凡」
...此様(こんな)繊細(かぼそ)い可愛(いたい)げな声で啼くのは一疋も無い筈だから...
二葉亭四迷 「平凡」
...阿母(おっか)さん此様(こん)な犬は何処へ行ったって可愛がられやしないやねえ...
二葉亭四迷 「平凡」
...而(そう)して常(いつ)も心の中(うち)で反覆(くりかえ)し反覆し此様(こん)な事を思う...
二葉亭四迷 「平凡」
...何の因果で此様(こん)な可厭(いや)な想(おもい)をさせられる事か...
二葉亭四迷 「平凡」
...此様(こん)な者を取次ぐ奴が有るか...
二葉亭四迷 「平凡」
...自分は此様(こん)な下らん真似をしていながら...
二葉亭四迷 「平凡」
...此様(こん)な物を洗うのは雑作(ぞうさ)もないといって聴かなかった...
二葉亭四迷 「平凡」
...家(うち)へ帰るに半月掛る! 何だと云つて此様(こん)な遠方へ来た事か...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...山超え川越えて三百里を此様(こん)なバルガリヤ三界(がい)へ来て...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...僕は些と此様(こんな)な箇所が性(しやう)に適(かな)つてゐるんでね...
三島霜川 「平民の娘」
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