「此の間」の意味
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小説での「此の間」の使い方
...此の間の村の市に...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...これより後は、一私人として、さらに印刷局に願ひいでずてはかなはず、その出願には、規則の手續を要せらるゝ事ありて、豫算にたがへる事もおこりしかば、編輯局にうれへまうす事どもありしかど、今はせむかたなしとて郤けられぬ、稿本下賜の恩命もあれば、しひて違約の愁訴もしかねて、それより、家兄修二、佐久間貞一君、益田孝君などの周旋を得て、とかくの手つゞきして、からうじて再着手とはなれり、此の間も、中止せられぬること、六十餘日に及びぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...「それにしてもお身たちは、つい此の間、江州伊香郡古橋村の在所に於いて治部少輔殿を召し捕られ、徳川殿の御感(ぎょかん)にあずかった御仁(ごじん)こそ、別人ならぬその田中兵部大輔殿でござることを、よもお忘れはなさりますまい...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...此の間の首尾はどうだったい...
谷崎潤一郎 「幇間」
...……此の間お雪さんが柳町へ来た序(ついで)に...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...此の間と打って変って今晩は...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...然るに閣下は曾て何等の処置を此の間に取らざりしのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...実に最近の事実なり此の間属僚中にも分裂を生じて自ら政党に接近するものを出だせりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...此の間みたいに半日も流されて...
中島敦 「環礁」
...此の間ひよいと氣が付いて見たら...
中島敦 「山月記」
...女 あたしが此の間片附けて帰つてから...
中原中也 「夢」
...此の間も麻布(あざぶ)へ骨董屋(こっとうや)をひやかしに出掛けた帰りに...
「文士の生活」
...老ベルモンテは此の間イタリアからチアノ伯が訪問した時...
野上豊一郎 「闘牛」
...此の間私は十日目に一度露子のもとに帰るだけで他は殆どすえ子と起居を共にしていました...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...此の間のラヂオの評をきく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...此の間、彼の頭に殘るやうな出來事と謂へば、誰(ただ)生母(せいぼ)に亡(な)くなられた位のことであつた...
三島霜川 「平民の娘」
...此の間に内閣が変った...
山本周五郎 「青べか日記」
...此の間書くと云つたことを一寸書く...
横光利一 「書翰」
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