...速戦即決の徹底を要したドイツのため止むに止まれぬ彼の意気は真に壮とせねばならぬ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...進みかねて立止まれば...
泉鏡花 「活人形」
...左(と)に右(か)く止むに止まれない或る事情があって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...中等教育の程度に止まれるに...
大町桂月 「小日向臺」
...「止まれ!」たちまち大檣(たいしょう)にスルスルと停止信号が上る...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...「おい止まれ!」彼は自転車で...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...かくすればかくなるものと知りながらやむに止まれぬ大和魂(やまとだましい)と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...夫は日本のこの自主性を欠いた今日の民衆に、瞬間よ止まれ、お前はあまりに美しい、と呼びかけることである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...理性は彼に言ったであろう、止まれ! と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...踏み止まれないと同時に...
直木三十五 「南国太平記」
...どこまで行っても止まれないと云います...
夏目漱石 「行人」
...能を自己の芸術表現の手段として考へる者に取つては止むに止まれぬ衝動の発揮であつた...
野上豊一郎 「演出」
...ついに止むに止まれぬ次第となったので...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...「実は御隠居さま、拙者、止むに止まれぬ、武道の意気地により今晩限り、旧師脇田一松斎と別れ、未熟ながら一芸一流を立て抜く決心、――それに就(つ)き、御隠居さまの、御配慮を煩(わずらわ)したく、深夜ながら、お袖に縋(すが)るため、まかり出(い)でました次第でござります」「なに? 脇田の門を捨てたとか? それはまた何故」と、さすがに土部三斎も愕きの色を浮べて、「それはまた、どうしたわけだ?」「御存じはござりますまいが、今度上方より初下りの、中村菊之丞一座の雪之丞、之が、不思議な縁あって、拙者よりも前かたより一松斎門にて剣技を学んだ者でござります...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...)大将「止まれ、やめぃ...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...自分は止まれぬ渇望から...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...「止まれーッ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この傷の血さえ少し止まれば……」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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