...そして立ち留つて耳を欹てた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...徳川幕府は既にピサ倒塔の如くに傾欹(けいい)せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼は社会の中心点の欹傾(いけい)するを見たり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...恰も欹形の嘴を有せる怪鳥が常に惡聲を放つが如しといひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...恰も欹形の嘴を有せる怪鳥が常に悪声を放つが如しといひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...寝られぬままに耳を欹(そばだて)ると...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ふと耳を欹(そばだ)てると向うの二階で弾(ひ)いていた三味線はいつの間にかやんでいた...
夏目漱石 「行人」
...八五郎はゾッとして枕を欹(そばだ)てました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その声鏗鏘(こうそう)として聞く者耳を欹(そばだ)つ...
正岡子規 「俳諧大要」
...緑門(アーチ)を造(つく)る爲(ため)に手(て)を擧(あ)げ足(あし)を欹(そばだ)てました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...初めのうちこそ熱心に耳を傾け目を欹(そば)だてているようであったが...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...人々は默つて耳を欹てた...
水野仙子 「輝ける朝」
...耳を欹てるまでもなくはつきりと聞えてゐました...
水野仙子 「響」
...」春庵は耳を欹てた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三方の諸峰は断崖と奇巌を欹だて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...物音に耳を欹(そばだ)てたり...
吉川英治 「上杉謙信」
...耳を欹(そばだ)てているその顔つきが...
吉川英治 「松のや露八」
...彼は耳を欹(そばだ)てる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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