...2沈潛のこゝろを解せむと欲するものは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...吾人の見んと欲する所は過去の所謂(いはゆる)忠孝にあらずして今日の忠孝にあらざるか...
綱島梁川 「国民性と文学」
...もし之によって空間なる概念を理解しようと欲するのであるならば...
戸坂潤 「性格としての空間」
...閣下乃ち自由黨をして單に政略的關係若くは利益の下に永く盲從せしめんと欲する乎...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文化の進展を欲する者が必然に起す種々の意欲は...
豊島与志雄 「意欲の窒息」
...一体独身者は妾を欲するが故に独身でいるのか...
豊島与志雄 「画舫」
...汝の顔を見んことを欲する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...婦人の議員となり官吏となり兵士たらん事を欲するや悉く許して可なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...文明男女の注意を促(うなが)さんと欲する者なり...
福沢諭吉 「女大学評論」
...人は自分の欲することをわきまえていなければならないはずですからね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...社会科学を批判しようと欲するならば...
三木清 「科学批判の課題」
...デカルトの「私は考える、故に私は思惟する物もしくは実体である」ということに対し、メーヌ・ドゥ・ビランは、「私は行動する、私は意欲する、即ち私は私において行動を意識する、故に私は原因であることが知られる、故に私は原因もしくは力として在る、即ち現実的に存在する」ということを原理とした...
三木清 「哲学入門」
...云はうと欲することはこの書のうちの何處かで何かの形に於て既に述べておいた筈である...
三木清 「歴史哲學」
...「主とは一国においてその欲するところをほしいままに行う者」と定義した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...千秋子あり之を教へて実才を為さしめず乃(すなは)ち詞人たらしめんと欲する乎(か)...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...その煌々(こうこう)たるお志をもつがんと欲するなれば...
吉川英治 「三国志」
...(なおより以上に働くことを欲するものは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし彼らは永遠を欲する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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