...余は唯当初の目的の過半達成せられたるを欣ぶものなり...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...」と欣七郎が声を刻んだ...
泉鏡花 「怨霊借用」
...三欣之介が予定してあつた春に...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...欣々と帰って見ると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この遠来の客を欣(よろこ)んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...和田氏は日本の政治の明朗化の実証と欣喜(きんき)して居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...みんなでこの――欣二 みんなで食うだけは無い...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...欣二 豚あ、みんな気の毒かね? 気の毒ついでに、兄きまで引っかけるか? ぜんたい、誠兄さんも兄さんだよ、あんな女に引っかかるなんて――双葉 引っかけたなんて、そんな事ないわ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...片手をあげて欣二をさえぎりながら)黙って居れ欣二! その...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...その美しい顔の左半面が鋭く凝結したように青白い)欣二 ……(ニヤニヤしていた顔が...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...欣之助はちょっと微笑して...
山本周五郎 「日本婦道記」
...わしにとっては欣(うれ)しくない...
吉川英治 「黒田如水」
...たとえそなたが、どれほど出世しようと、わしの欣びは、これ以上はない」「では、御機嫌よう」「もちっと、話して行かれぬのか」「御奉公が大事ですから」彼は黙って、母の莚(むしろ)へ、なにがしかの金を残して立った...
吉川英治 「新書太閤記」
...こんな愉快な日はない」よほど欣(うれ)しかったとみえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ふたりとも、非常に疲れている容子だし、空腹でもあろうとわしは察して、鍬を返しに行ったついでに、木挽(こびき)小屋から食物や湯など貰って来てやると、二人は欣んだが、食物には手をつけず、「そちは此処の土へ、一体何を埋めたのか」と、土色の変っている所を指して訊ねた...
吉川英治 「茶漬三略」
...伝右殿に」「はい」酌(つ)ぐと欣(うれ)しげに...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...いきなり欣(うれ)しさが先にこみあげて来たのである...
吉川英治 「源頼朝」
...好きにして」「そして何するんだい」「話をしてやろう」「欣(うれ)しいなあ」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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