...おどろかれし浪子はのがるるごとく次の間に立てば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...大抵は次の間に坐りこんでいた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...次の間に私どもの小姓四人が居た...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...次の間からは、玄白斎の振っている金鈴の音が、時々微かに洩れて来た...
直木三十五 「南国太平記」
...次の間(ま)の時計が九時を打出(うちだ)した時突然(とつぜん)格子戸(かうしど)ががらりと明いた...
永井荷風 「すみだ川」
...眼は」窓を隔てた次の間から...
中里介山 「大菩薩峠」
...次の間から伺(うかが)いを立てました...
中里介山 「大菩薩峠」
...三千代は次の間で...
夏目漱石 「それから」
...お品は次の間へ行って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もすこししてからまた参ります」と、次の間へ行ッた...
広津柳浪 「今戸心中」
...――次の間をおいでになったらば...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ソソクサ次の間から走ってきたお八重が赤い襷(たすき)もかいがいしく...
正岡容 「圓太郎馬車」
...看病にヘバリ果てた身重のあーちゃんが次の間で横になっている次第です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手をたたくと次の間から盛装した振袖の美人が現われて...
夢野久作 「お茶の湯満腹談」
...御挨拶しておこうか』次の間の薄暗い机の上に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...他の人々の声は次の間までも聞えて来るのに...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...次の間にも禅尼のそばにも...
吉川英治 「源頼朝」
...次の間では、衣(きぬ)の音がしていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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