...次に除數の十位に答の一位の3をかけたものは...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...第二世仕立屋銀次になり度(た)い」と云っていた...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...次に天のヤスの河の河上にある堅い巖(いわお)を取つて來...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...次に体外に私有財産を有する動物の例をあげると...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...その次にふり向いたとき...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...次に発せられた声は全く想いもよらぬ声だった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...与えられた糸巻きの糸が漸次にほぐれて行くというような意味であって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自分の膝や、裾(すそ)の乱れたのが急にとりつくろわれて、そうして次には、こんな醜態を演じていた自分というものに愛想をつかす...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこを忍びやかに立ち出でた駒井甚三郎は、次に、事務長室のところまで来て、また歩みを止めてコトコトと扉を打ちますと、こんどは明瞭な返事がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...次にはまとうを描いてみた...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...この空気塊の温度は上昇するに従って漸次に低くなる...
中谷宇吉郎 「雪」
...私は銭形の平次に投げ銭を飛ばさして...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...つくづくこう平次に言いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...馴れない平次には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ところが彼の昔のよい記憶力はすっかり彼を見捨てたらしく、自分にこんな骨折りをかけるイタリア人には何度も非常な憤りを覚えたので、もう準備などはすまいと固く心をきめて辞書を書類の中に埋めたが、次には、イタリア人と連れ立って伽藍の中で美術品の前を黙りこくってあちこちと歩くわけにもゆくまいとさとって、いよいよ憤慨しながら辞書をまた取出すのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...玩具の玉転板に障碍の釘が打つてあるやうに順次に彼が飛び縋る木々がジクザクに選まれてゐた...
牧野信一 「籔のほとり」
...そこで次には三河を中心とした一帯...
柳田国男 「故郷七十年」
...次にゃ、木曾道中を書きやすから、版木(いた)になりましたら又御覧なすッて』と、そんな、話だった...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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