...道徳的の勇気を全然欠き...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...欠き造りの石の斧...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...あらゆる義理を欠き...
寺田寅彦 「変った話」
...切払いの両事を受けざればかえって激烈を欠き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...諸社会科学が正常な見透しを欠きはしないかを警告している*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...衆議院は噪暴急激にして沈重なる思慮を欠き...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の旗幟甚だ鮮明を欠きたるのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...息子が五十仙(セント)の昼食にも事欠きながら病と闘っていることを人伝(ひとづて)に聞いたトマス・スティヴンスン氏は...
中島敦 「光と風と夢」
...三足を以て立つ鼎にして一足を欠き...
蜷川新 「天皇」
...意志奔逸症を欠き...
久生十蘭 「ハムレット」
...あんまり云ひ方が甘味を欠き...
牧野信一 「毒気」
...彼(かの)時代には推理的の頭脳を欠きし故曖昧(あいまい)を免れず)一...
正岡子規 「俳諧大要」
...また著しく美観を欠き...
柳田国男 「海上の道」
...可愛い妻子に美味いものも喰わせず、楽しみもさせずに、恥は掻き放し、義理も欠き捨て、人情も踏付け通しで、そのたんびに首を縮めて盗賊(ぬすびと)と、詐欺と、非人の気持を繰返し繰返し、アチラで一文コッチで三文とクスネ込み溜め込むようになります...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その鼻の表現を自然の作用であるかのように欠き落したのではあるまいかとも考えられます...
夢野久作 「鼻の表現」
...賓客に対して礼を欠きましょうし……」「では...
吉川英治 「三国志」
...今朝の答礼も欠き...
吉川英治 「新書太閤記」
...仏壇を一家に欠き難いものとする伝統の始まりである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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