...あとからさっきの女中がお櫃...
石川欣一 「山を思う」
...阿五はまだ咸亨酒店の櫃台(スタンド)に凭れて酒を飲み...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...無数の真珠の糸やら金鎖やら、金の指輪やらボタンやら、砂糖の櫃、水銀の樽、ダマスク絹にポルトガルのブドウ酒、そんなものが突如としてロンドンに現われると、流言蜚語が盛んに飛び始めた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...私たちはそこで家内が持ち出して来た飯櫃(めしびつ)の飯を喫(く)って...
田中貢太郎 「変災序記」
...世話人の持つて来て置いて行つて呉れた四角の小櫃(こびつ)の中の米をさがした...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...どこからこんな洒落(しゃれ)た具足櫃を持って来たという見得(みえ)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは透かし物のような鎧櫃の前立(まえだて)の文字に...
中里介山 「大菩薩峠」
...危ふく手摺(てすり)から乘出させた唐櫃が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐櫃は骨董(こっとう)やガラクタ道具を入れたもので、旧家にこんな物のあることはなんの不思議もありませんが、その唐櫃の中に、骨董品にまじって、巨大な漬物石が二つ――二三十貫もあろうと思われるのが入っていたのは奇怪で、その上二階の梯子段から少し離れて、安全な場所にあるはずの二つ重ねの唐櫃が、いつの間にやら手摺(てすり)の側に寄って、上のが一つ、欄干(らんかん)を越して転がり落ちたのは尋常ではありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それで飯櫃(おはち)へやったのだなと...
長谷川時雨 「西川小りん」
...自分の部屋へ金庫まがいの支那櫃を据えつけ...
久生十蘭 「金狼」
...お櫃(ひつ)の洗い流しでも貰ってきてくだされとねだりかけた...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...櫃をば担架(たんか)に乗せて...
穂積陳重 「法窓夜話」
...様々な鳥類や獣の剥製が何十個ともなく彼方此方の棚や長持や鎧櫃の上などに処関はず置き並べてあつた...
牧野信一 「南風譜」
...御飯は鮎の鮨の通りに酢と塩で炊きますがよく冷めてから押箱かあるいはお櫃(ひつ)の蓋(ふた)へ先ず一面に酢を振っておいてその中へ御飯をギシギシと固く詰めてその上へ小鯛を一杯に並べて生姜(しょうが)の切ったのをバラリと置いて半日ほど圧(お)しをしておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...「トルウヘ」といふ長櫃(ながびつ)めきたるものをところどころに据(す)ゑ...
森鴎外 「文づかひ」
...廏(うまや)の前にある木櫃を伏せて...
柳田国男 「雪国の春」
...鎧櫃(よろいびつ)...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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