...機微を読む:微妙なニュアンスを察すること...
...機微を逃す:微妙なニュアンスを見逃すこと...
...機微を感じる:微妙なニュアンスを感じること...
...機微を把握する:微妙なニュアンスを正しく理解すること...
...機微をつかむ:微妙なニュアンスを掴み取ること...
...機微を穿(うが)っていると思う...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...例えば「人の刃物を出しおくれ」「仕(し)もせぬ事を隠しそこなひ」のような諸篇にも人間の機微な心理の描写が出ている...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...その辺の機微は伊沢にも嚥みこめぬことはなかった...
久生十蘭 「雪間」
...氏は「人心の機微に觸れてゐる...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...こういうところなかなかの機微ですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...作家の養成と成長との助力はこの機微にふれているものであるということ)文学的資質が拡大し脱皮するためには文学より外の刺衝が入用であり(志賀直哉の時代に美術と音楽がそうであったように)近代ではそのミディアムがもっと科学に接近してい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...モンテーニュはこういう人心の機微をわきまえている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「疑心暗鬼ヲ生ズ」とか「心頭滅却スレバ火モマタ涼シ」とか「病ハ気カラ」とか言うような人心の機微にふれるさまざまな面白い挿話をいろいろ含んでいるし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その機微な点は軽くみてはならないと思います」「おそらくそのとおりではあろうが」敦信は頷いて...
山本周五郎 「いさましい話」
...その年ごろの癖でずいぶん機微に触れることも少なからず出た...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その機微を知るや...
吉川英治 「三国志」
...生涯の運を賭けた機微なわかれめといってよい...
吉川英治 「私本太平記」
...機微むずかしいところです...
吉川英治 「私本太平記」
...――時運の機微、寸秒の作用のふしぎ、それらをあとでかえりみれば、人意人力のほかに、また一つの、天意みたいなものがあるのを何としても否みきれない...
吉川英治 「私本太平記」
...機微な用兵にあたって...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀の行動と彼に蒐(あつ)まった世の衆目の機微(きび)な現われとを...
吉川英治 「新書太閤記」
...政治的な機微(きび)がわからない...
吉川英治 「源頼朝」
...一歩が機微である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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