...人間は紫、藍(あい)、青、緑、黄、橙(だいだい)、赤の色や、これ等の交(まじ)った透明な光を見ることが出来る...
海野十三 「赤外線男」
...橙色(だいだいいろ)に美しく輝いているのであった...
海野十三 「月世界探険記」
...内側から血のように濃い橙色の電光に照明されているのだと直ぐに解った...
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」
...橙黄子(とうこうし)等...
高浜虚子 「五百句」
...倏忽(しゅっこつ)に時は過ぎ行く秋の雨昭和八年十月八日 田園調布、橙黄子新居句会...
高浜虚子 「五百句」
...歳の市は飾り松、竹、〆縄(しめなわ)、裏白(うらじろ)、橙、ゆずり葉、ほん俵、鎌倉海老(えび)など、いずれも正月に使用するものですから「相更(あいかわ)らず……」といって何事も無事泰平であるように、毎年同じ店で馴染(なじみ)の客が同じ品を買うという習慣などもあった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...橙紅色の丸薬のような実の落ち散ったのを拾って噛み砕くと堅い核の中に白い仁(にん)があってそれが特殊な甘味をもっているのであった...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...他に五粒乾いた橙の種以外何もなくて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...海の息吹(いぶ)きと橙樹(とうじゅ)の香...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...コゼットの頭の上に震える橙花(オレンヂ)を馬車のガラス戸越しにながめていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いささか熟し過ぎたる橙(だいだい)のごとき頬の色をしているのは...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...そして回青橙という名もこれに基づいて名づけられた訳である...
牧野富太郎 「植物記」
...そしてその地図の立派なことは、夜のやうにまっ黒な盤の上に、一一の停車場や三角標、泉水や森が、青や橙や緑や、うつくしい光でちりばめられてありました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...見えない天の川のずうっと川下に青や橙(だいだい)やもうあらゆる光でちりばめられた十字架(じゅうじか)がまるで一本の木という風に川の中から立ってかがやきその上には青じろい雲がまるい環(わ)になって後光のようにかかっているのでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...九年母(カブ)は中央部では橙とは別種と言われるが...
柳田國男 「食料名彙」
...建物の中に充満した濃霧は橙色にぼうと染まり...
山本周五郎 「青べか物語」
...橙色(だいだいいろ)の雲がわずかに夕明りを流していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...頂上を黄橙色(だいだいいろ)に照らされた土坡...
和辻哲郎 「院展遠望」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
