...町には矢張り樺火が盛んに燃えてゐた...
石川啄木 「鳥影」
...早く樺太の事業に對する計畫に直進したくなつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その川が廣がつた樺太一等の好風景なるライチシカ湖(アイノが死んで泣くと稱した水海だ)を遠く海上から樺太廳の巡邏船に乘つてながめたことを思ひ出す...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...其所は半分から下に樺色をした杉板をそのまま張り...
田中貢太郎 「蛾」
...とにかくM氏の開けてくれた所――白樺の...
中島敦 「狼疾記」
...すれずれに立つてゐる二本の白樺の間を摺り抜けた...
中原中也 「山間秘話」
...北(きた)は樺太(からふと)北海道(ほつかいどう)から本州全體(ほんしゆうぜんたい)四國(しこく)九州(きゆうしゆう)...
濱田青陵 「博物館」
...私の入れられたそのサナトリウムの「白樺」といふ病棟には...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...『白樺』の頃武者小路氏の文学が周囲につたえた新しい脈動とはおのずから性質の違った親愛...
宮本百合子 「「愛と死」」
...誰でも樺細工を挙げるであろう...
柳宗悦 「樺細工の道」
...だが樺細工は皮細工である...
柳宗悦 「樺細工の道」
...つまり樺皮では出来ない仕事の面が色々と現れてくる...
柳宗悦 「樺細工の道」
...明治四十四年ロダンの彫刻が『白樺』に届き...
柳宗悦 「四十年の回想」
...樺色地(かばいろじ)に白く“唐梅紋(からうめもん)”を抜いた海賊旗をかかげている...
吉川英治 「私本太平記」
...スルスルと白樺(しらかば)の梢(こずえ)から下(お)りてしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...樺(かば)の梢(こずえ)はゆれてもいなかった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...樺山資紀(かばやますけのり)中佐など幕僚(ばくりょう)五...
吉川英治 「日本名婦伝」
...樺太庁の長官のすぐ下の役などをやった...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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