...雨を流し散らす為に角錐形の樫の木片を取りつける(図432)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...樫(かし)の高い生垣(いけがき)で家を囲んだ豪家もあれば...
田山花袋 「田舎教師」
...樫(かし)の疎(まば)らな並樹(なみき)がぐるりと其の周囲を囲んで居る奥に...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...西南は右の樫以外一本の木もない吹きはらしなので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...蔦(つた)の葉や樫(かし)の葉で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...樫(かし)の艪(ろ)...
永井荷風 「水 附渡船」
...谷底へついて見ると紐のちぎれさうな脚袢(きやはん)を穿いた若者が炭竈(すみがま)の側で樫(かし)の大きな榾(ほた)へ楔(くさび)を打ち込んで割つて居るのであつた...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...私は滑らかな樫の階段を下りた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...六七百年もたった樫の木が...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...『わしは年取ったフィリーモンです!』と樫の木は囁きました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...樫の大木の枝々には不思議な木の実が...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「女王スカァアの笑い」
...そのあと樫の木の心張棒という...
正岡容 「我が圓朝研究」
...芳しい草原のなかの若い樫の木は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...巨大な樫の木が、人の目もふれない時とところで刻々のうちに巨大になるのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十樫は恥を忍んで...
山本周五郎 「さぶ」
...十樫親子は物置のようなところへ入れられ...
山本周五郎 「さぶ」
...軍艦の舳(へさき)のような顎をニューと突き出したハドルスキー……紛う方ない樫尾初蔵氏の堂々たる陸軍大尉の制服姿で...
夢野久作 「暗黒公使」
...その樫の木の葉の間でチャランチャランとお金のぶつかる音がします...
夢野久作 「ツクツク法師」
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