「横合」の意味
横から入ってくること
小説での「横合」の使い方
...横合いのトラブルで横物に巻き込まれた...
...私が横合から手を出して無作法にムシヤ/\やるのも常例であつた...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...行末怎うなるのか! といふ眞摯な考への横合から...
石川啄木 「鳥影」
...横合から硝子窓(がらすまど)へ照々(てらてら)と当る日が...
泉鏡花 「縁結び」
...なんなら貰って来た原作ならびに演出料の袋をお目にかけてもいいのですが」「あああの『空襲葬送曲』というやつですネ」と帆村が横合(よこあい)から口を出した...
海野十三 「人造人間事件」
...この男なんだね」中村警部が横合から質問すると...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...横合いから邪魔をしてまで不成功に終らせるには忍びないところもあった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...貴方(あなた)が権堂から貰った百円札を横合から出て捲き上げたのは...
野村胡堂 「悪人の娘」
...当りは付きましたか」ぬっと横合から拙(まず)い顔を出します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...出鱈目(でたらめ)を言っちゃならねえよ」万七は横合から口を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...神田の銭形親分だ」ガラッ八はたまり兼ねて横合いから口を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...氣早の若者は行成(いきなり)横合から飛び出して...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...べつな鱶がひと跳躍して横合いからそれを奪いとると...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...」と横合ひから一人が呶鳴る...
北條民雄 「盂蘭盆」
...横合の物影に佇(たたず)んで...
松永延造 「アリア人の孤独」
...横合いから観察していて呉れるようにと願い...
松永延造 「ラ氏の笛」
...かれは横合いから肉入りのパンを一きれさらって...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...横合から「こちらはとても堅いお方ですのよ」といひそへた...
宮地嘉六 「老残」
...不意に横合いから機関銃の射撃をしたものと考えれば...
夢野久作 「死後の恋」
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