「標榜」の意味
自己の主義や主張を公然と示すこと
「標榜」の例文(場面別)
- ビジネス当社は品質第一を標榜し、顧客満足を最優先に考えています。
- 日常会話彼はいつも自分が正しいと標榜しているが、実際はそうでもないことが多い。
- ニュース新党は環境保護を標榜し、政策の中心に据えています。
- 教育この学校は自由な学風を標榜し、生徒の個性を尊重しています。
小説での「標榜」の使い方
...彼は自由を標榜している...
...その政党は平和を標榜した選挙戦を展開した...
...彼女は公正さを標榜し、その立場で仕事に取り組んでいる...
...この団体は環境保護を標榜している...
...公式の声明には、「社会正義を標榜する」という文言が含まれていた...
...デカダンの生粹(きつすゐ)を以つて標榜(へうばう)してゐた自分だが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...正当なる歴史を標榜する史籍さえ往々不穿鑿(ふせんさく)なる史実を伝えて毫も怪しまない時代であるから...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...芸術写真を標榜(ひょうぼう)した小さなスタディオを経営している写真館の主人であった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「現内閣は挙国一致を標榜してかえって政党内部に魔手を伸ばして陰にこれを攪乱」する処のもので...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...今日のブルジョア民主主義を標榜する民主国と雖も民衆は決して政治的な支配力を有つとは云えないが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...中立を標榜することが最も困難な処から...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そういう文化的目的を標榜し得るような結果を企業上持ち得るものなら...
戸坂潤 「読書法」
...しばしば標榜(ひょうぼう)していた通り...
中里介山 「大菩薩峠」
...或いは神楽師を標榜(ひょうぼう)して...
中里介山 「大菩薩峠」
...お神楽師(かぐらし)を標榜する連中が...
中里介山 「大菩薩峠」
...島内白人の殲滅(せんめつ)を標榜(ひょうぼう)して立った小タマセセは小銃五十梃(ちょう)の没収で済んだ...
中島敦 「光と風と夢」
...思慮の周密(しゅうみつ)と弁別(べんべつ)の細緻(さいち)を標榜(ひょうぼう)する学者の所置としては...
夏目漱石 「学者と名誉」
...わが善を標榜(ひょうぼう)し...
夏目漱石 「野分」
...半獣主義を標榜する人に無理はわかっている...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...愛国の念を標榜し...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...下総印旛(いんば)郡永治村大字浦幡新田字榎峠(びょう)薩摩鹿児島郡谷山村大字山田字俵木(ひょうぎ)大隅肝属(きもつき)郡田代村大字麓字表木(ひょうぎ)出雲飯石(いいし)郡一宮村大字高窪字後谷小字標杭(ひょうぐい)伊予越智(おち)郡宮浦村大字台字添小字標榜場(ふだば)札立という地名はまた境の峠に多くある...
柳田國男 「地名の研究」
...学問の書ではないということを標榜(ひょうぼう)して手を加えなかった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...彼が皇室復興を標榜したことなどを考え合わせると...
和辻哲郎 「鎖国」
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