...標本(みほん)として私(わたくし)はそれ等(ら)の中(なか)で少(すこ)し毛色(けいろ)の異(かわ)ったものの人相書(にんそうがき)を申上(もうしあ)げて置(お)くことにいたしましょう...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...それは、これから説明しますが、おやおやと私が訝(おか)しく思っているうちに、その浮標は、ずんずんと海中に沈んでいったんです...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...そのもう一つの顕著な目標はリズムの問題に係わっている...
寺田寅彦 「映画芸術」
...つまりランプの外観だけを備えた玩具か標本に過ぎない...
寺田寅彦 「石油ランプ」
...それらの各種の代表者を現代の吾々の周囲から物色するとすぐにそれぞれの標本が見付かる...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...例えば標準抵抗一つさえなかった...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...超政治性を標榜する一般新聞――但し資本主義制の下ではこの一般新聞が大新聞なのであるからこの方が今大事であるが――も...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...丁度紳士道や淑女道が人物の価値の標準にはならないように...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...従って又元来大衆化という概念によって一般的に期待された目標に到着するには...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...溝の横の標石の上...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...標本全体が一色ならば...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...目標は、行手のほのかな明、何十メートル先か判りませんが、岩をくり抜いた隧道(トンネル)の四壁に衝突しながら、健一は必死と手足を働かせて、三十分ばかり――いや実はほんの三分ばかりですが、三十分も三時間も潜っているほどの苦しさを堪えて、盲滅法に前へ、前へと進みました...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...賢吾氏が一人さびしく朱絃舎の門標のある家に残っているのを見ると...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...目標はいつでも吾々から逃げて行く...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「非暴力」
...辞書的客観性を目標とした辞書のほかに...
三木清 「辞書の客観性」
...何處といふ目標のないところが毎日變り...
室生犀星 「帆の世界」
...この標題の意味を尋ねる事が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...所々にある道標(みちしるべ)の石をたよりに...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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