...自分は依然として樗牛はうそつきだと確信していたから...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...この樗牛の裸の姿をつかまえそくなっただけである...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...なんだか地下の樗牛に対してきのどくなような心もちがした...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...僕等は勿論樗牛(ちよぎう)の言つたやうに「現代を超越」など出来るものではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...「吾輩の許(とこ)に滝田樗陰といふ悪物喰の男がよく来る...
薄田泣菫 「茶話」
...私は瀧田樗陰君が誘ひに来てくれる約束だつたので...
谷崎潤一郎 「泉先生と私」
...紅葉(こうよう)露伴(ろはん)樗牛(ちょぎゅう)逍遥(しょうよう)の諸家初めより一家の見識気品を持して文壇に臨(のぞ)みたり...
永井荷風 「小説作法」
...樗蒲一(ちょぼいち)はない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...我邦の学者は従来樗を「ごんずい」という「みつばうつぎ」科の落葉樹に充(あ)てていたがこれもその後誤りであることが判った...
牧野富太郎 「植物記」
......
正岡子規 「俳諧大要」
...五時半から中央公論の故瀧田樗蔭十三回忌あり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...下仕えは樗(おうち)の花の色のぼかしの裳(も)に撫子(なでしこ)色の服...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...其師杉本氏樗園(ちよゑん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いかに鎌倉のおさしずでも」道誉は樗門(おうちもん)を振りむいた...
吉川英治 「私本太平記」
...いかがしたものでございましょうな」「吐雲斎(とうんさい)か」「さればで」「樗門(おうちもん)の獄を出して...
吉川英治 「私本太平記」
...客間には滝田樗陰(たきたちょいん)がどっかとすわって...
和辻哲郎 「漱石の人物」
...漱石は、変なことはないよ、いい文句じゃないか、と答えたが、樗陰は、いや、おかしい、と頑強に主張した...
和辻哲郎 「漱石の人物」
...樗陰は、文句が違っていちゃしようがない、さあ書きなおしてください、と新しい紙を伸べた...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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