...槇(まき)や竹の緑と一しよになつて...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...骨董の癖ある槇園君の眼に入り...
大町桂月 「梅の吉野村」
...實にやげに冬の夜ならぬ槇の戸もおそくあくるに苦しかりけり...
田山花袋 「道綱の母」
...お前さんからお悔みを言つて貰ふ筋合ひはありませんよ」それは母親のお槇(まき)の聲でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不意に殺されたことでございませう――」母親のお槇(まき)は思ひの外記憶もよく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はもう木から落ちた猿で」お槇は日頃の因業さをかなぐり捨てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...内の雷鳴の方が怖かったんです」母親のお槇は言うのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ついうっかり槇氏も頷きかえすと...
原民喜 「廃墟から」
...二槇子(まきこ)が...
久生十蘭 「キャラコさん」
...槇子姉妹(まきこきょうだい)に奴隷のように頤使(いし)されるのをたいへん光栄に存じている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...これでは槇子たちの小間使いぐらいにしか見えまい...
久生十蘭 「キャラコさん」
...槇子を水の上へ押しあげながらいっしんに泳いでいるが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...槇子が溺れかけたことより...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「槇は今夜、あの娘(メツチエン)に手紙を渡さうとしてゐるのだ」彼はすこし高い聲でそれを繰り返す...
堀辰雄 「不器用な天使」
...槇が横から男の胸を突いた...
堀辰雄 「不器用な天使」
...僕は醉つて槇の前に急に泣き出すかも知れない自分自身を恐れてゐる...
堀辰雄 「不器用な天使」
...」「辞令はお手許にありまして?」槇子は...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...前田河廣一郎氏夫人や吉屋信子さんや河野槇子さんなどの缺席したのは意外だつた...
横瀬夜雨 「女子文壇の人々」
便利!手書き漢字入力検索
