...わたしはイギリスのクリスマスの催しごとについて概括的な観察をしたので...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...我等がこの場合に於いて概括的に云ひ得ることは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...またスウェデンボルクやライトやカントもその他の天体についてはただ概括的な考えを述べているにすぎない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ほんの概括的にこれだけのことを書き留めておく...
谷崎潤一郎 「純粋に「日本的」な「鏡花世界」」
...一方ではまた浅薄な概括的論述を羅列(られつ)した通俗科学的読み物がはなはだしく読者をあやまるという場合もしばしばあるであろう...
寺田寅彦 「自由画稿」
...以上きわめて概括的に日本の自然の特異性について考察したつもりである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...私のこのはなはだ不完全に概括的な...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...吾人(ごじん)は時勢の概括的観察を為さざるべからず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...概括的に云って小市民層又はブルジョア階級の子弟であり...
戸坂潤 「技術の哲学」
...ヒューマニズムこそは近代文化・近世思想・の概括的な底流なのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...概念を概括的観念の略称ででもあるように思っている常識は今は問題にならぬ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...相川春喜が社会科学関係をそれぞれ受持って多少概括的な経過報告を試みた...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...裏側からの概括的な発言をしてしまった...
豊島与志雄 「今日の条件」
...それと同じく遠慮と遂行(すいこう)の程度は概括的に定めることはほとんど不可能である...
新渡戸稲造 「自警録」
...関連する目下の印象から由来する強く活発な観念に他ならない」という私の概括的な見解は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...『第五の命題は前四者の概括的演繹であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ところで歴史の發展の過程において概括的にいふと次のことが生じたと見ることができる...
三木清 「認識論」
...一三私はきわめて概括的な...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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