...その方が概括的で...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...俳句は概括的に遣って退(の)ける...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...却つてこの第二の忠告者の概括的な...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「畳に登る」という方はただ畳に上ったということを概括的に叙したのにすぎないのでありますが...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...ここではそういう便宜上の種別を無視して概括的に考えることにする...
寺田寅彦 「映画芸術」
...それだから概括的に小説は高級なもので随筆は低級なものであるという風に呑み込んでいる人が案外多いということに近頃気がついて...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...一方ではまた浅薄な概括的論述を羅列(られつ)した通俗科学的読み物がはなはだしく読者をあやまるという場合もしばしばあるであろう...
寺田寅彦 「自由画稿」
...しかし私としてはこの巻をきわめて概括的な...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...生産技術に直接関係のある無しを無視して概括的に見ると...
戸坂潤 「技術の哲学」
...この種の概括的な本に求めるべきではない...
戸坂潤 「読書法」
...われわれロシヤ人の間には、概括的にいって、ドイツふうや、ことにフランスふうの現実離れのしたロマン派は、かつて存在したことがなかった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...いくら哲学的でも、概括的でも、自分の生活に親しみのない以上は、この概括をあえてすると同時にハテおかしいぞ変だなと勘づかなければなりません...
夏目漱石 「中味と形式」
...この程度は概括的に定むることは出来ぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...私の観察は抽象的な概括的な方向をとっていた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...これ概括的標準に照(てら)して自(おのずか)ら然るを覚ゆ...
正岡子規 「俳諧大要」
...『現存秩序を擁護する者は一切の政治的思弁を概括的に否としている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ひろい概括的な意味の人生こそ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...どうしても我々の掟を概括的な不確かな言葉で表現するにとどめねばならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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