...親子夫婦兄弟などというのはことごとく互いに苦しめ合うことを唯一の楽しみにして暮らしているのです...
芥川龍之介 「河童」
...土地の者は一般に楽しみの一つとしてある...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...一二ヶ月後にあなたに会へる事を楽しみにして勉強します...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...全国を愛するは全国民をしておのおのその生を楽しみそのよろしきを得せしむるにあり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...靴音を楽しみながら歩き続けて...
豊島与志雄 「変る」
...わたしは楽しみを奪われてしまって...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...云い知れぬ楽しみを覚えたのである...
豊島与志雄 「文学以前」
...晩に一杯の晩酌をするのが楽しみだそうだった...
豊島与志雄 「山吹の花」
...世にも有難い心掛けの男で年中善根を施すのを楽しみにしている人間だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...だけど楽しみの郵便が...
林芙美子 「新版 放浪記」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...同じ働くにも楽しみが多く苦痛が少なく...
柳田国男 「木綿以前の事」
...あの世の夢を楽しみに逝きますわ...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...楽しみに見る程度であるが...
山本周五郎 「末っ子」
...矢代は胸から吹きのぼって来る楽しみに奏楽の美しささえももうまどろこしかった...
横光利一 「旅愁」
...他日の参上を楽しみに...
吉川英治 「新書太閤記」
...母が楽しんでいれば楽しみ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...楽しみて以て憂いを忘れ...
和辻哲郎 「孔子」
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