...楽々と一思いに死んでしまう...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...楽々(らくらく)と足を投げ出していた...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...一番奥のテエブルの前にやっと楽々と腰をおろした...
芥川竜之介 「歯車」
...三人はその周囲で肘掛椅子(ひぢかけいす)の位置を定めると楽々とした...
犬養健 「朧夜」
...賊は楽々と身を横たえていたのである...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...そして極楽々々(宿へは米五合銭三十銭渡して安心)...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...宵から寝床の中で読書、極楽々々、すみません/\...
種田山頭火 「松山日記」
...彼は楽々とやってのけた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...宗助は楽々と火鉢の傍(そば)に胡坐(あぐら)を掻(か)いて...
夏目漱石 「門」
...五貫目玉五十丁撃は楽々と出来る筈だ」「――――」「繁代に貴公の『秘巻』を奪い取らせたのは...
野村胡堂 「江戸の火術」
...楽々と寝かされている富太郎に気が付いたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これを楽々と持ち運べるのは家中に幾人もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楽々とお産ができるんだ...
久生十蘭 「虹の橋」
...彼等は何と云う手に入った風で楽々と演(し)こなしていることだろう...
宮本百合子 「気むずかしやの見物」
...人情味のある源氏であったから、すぐに返歌が書かれた、非常に楽々と、かへさんと言ふにつけても片しきの夜の衣を思ひこそやれごもっともです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...楽々と今までいろいろな模範として知られている出来事と取り代えてしまうであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ほかの声は何の苦もなく翁の楽々とした調子の中に消え込んで行った...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...楽々と手を伸して捻(ねじ)って行った...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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