...熊野本宮大社の境内には、立派な楼門や拝殿があります...
...「英彦山神社には、日本最古の木造楼門があります...
...大きな楼門を通りぬけ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鎌倉、鶴ヶ岡八幡楼門...
高浜虚子 「五百句」
...身分を考えないのか)……彼は楼門の下を歩いていた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...朱塗の楼門の修繕中である事がわかった...
永井荷風 「写況雑記」
...神社について見るもまず鳥居(とりい)あり次に楼門あり...
永井荷風 「日和下駄」
...吾輩の肖像を楼門(ろうもん)の柱に刻(きざ)み...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...両座の楼門を較(くら)べ評せんに...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...楼門評は味好くせられたり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...いわく、(延元元年正月、官軍三井寺(みいでら)攻めに)前々(せんぜん)炎上の時は、寺門の衆徒、これを一大事にして隠しける九乳(きゆうにゆう)の鳧鐘(ふしよう)も、取る人なければ、空しく焼けて地に落ちたり、この鐘と申すは、昔竜宮城より伝はりたる鐘なり、その故は承平の頃俵藤太秀郷(ひでさと)といふ者ありけり、ある時この秀郷、たゞ一人勢多(せた)の橋を渡りけるに、長(たけ)二十丈ばかりなる大蛇、橋の上に横たはつて伏したり、両の眼は輝いて、天に二つの日を掛けたるがごとし、双(なら)べる角(つの)の尖(するど)にして、冬枯れの森の梢(こずえ)に異ならず、鉄(くろがね)の牙上下に生(お)ひ差(ちご)ふて、紅の舌炎(ほのお)を吐くかと怪しまる、もし尋常(よのつね)の人これを見ば、目もくれ魂消えて、すなはち地にも倒れつべし、されども秀郷、天下第一の大剛の者なりければ、更に一念も動ぜずして、彼(かの)大蛇の背(せなか)の上を、荒らかに踏みて、閑(しずか)に上をぞ越えたりける、しかれども大蛇もあへて驚かず、秀郷も後を顧みずして、遥(はる)かに行き隔たりける処に、怪しげなる小男一人、忽然(こつぜん)として秀郷が前に来(きたつ)ていひけるは、我この橋の下に住む事すでに二千余年なり、貴賤往来の人を量り見るに、今御辺(ごへん)ほどに剛なる人いまだ見ず、我に年来(としごろ)地を争ふ敵あつて、動(やや)もすれば彼がために悩まさる、しかるべくは御辺、我敵を討つてたび候へと懇(ねんごろ)に語(かたら)ひけれ、秀郷一義もいはず、子細あるまじと領状して、すなはちこの男を前(さき)に立て、また勢多の方へぞ帰りける、二人共に湖水の波を分けて水中に入る事五十余町あつて、一の楼門あり、開いて内へ入るに、瑠璃(るり)の沙(いさご)厚く、玉の甃(いしだたみ)暖かにして、落花自ずから繽紛(ひんぷん)たり、朱楼紫殿玉の欄干金(こがね)を鐺(こじり)にし銀(しろがね)を柱とせり、その壮観奇麗いまだかつて目にも見ず、耳にも聞かざりしところなり...
南方熊楠 「十二支考」
...木の肌も黒く古びてしまつた楼門の...
三好達治 「測量船」
...瑠璃瓦(るりがわら)の楼門の屋根を指さして...
吉川英治 「三国志」
...楼門の上から鞏志が弓に矢をつがえて...
吉川英治 「三国志」
...楼門の上にひしひしとつめのぼった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...心頭(しんとう)を滅(めっ)すれば火も涼(すず)し――と快川和尚(かいせんおしょう)は恵林寺(えりんじ)の楼門(ろうもん)でさけんだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...草だけ積んで見ていて何になるか」煙は楼門の千本廂(せんぼんびさし)へ立ちのぼった...
吉川英治 「新書太閤記」
...四宮明神(しのみやみょうじん)の楼門の下へ馳け込むなり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...だが、その両方ともに、大した収穫もなく、やがて黄昏(たそがれ)頃、人足たちと約束した諏訪明神の境内へ来てみると、楼門の辺にも、まだ誰も来ている様子がない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼は楼門の石段へどっかり腰をおろした...
吉川英治 「宮本武蔵」
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