...人体を形成するあらゆる物質――すなわち電子も陽子(ようし)も中性子(ちゅうせいし)もみんな活動を極度に縮めてしまうので...
海野十三 「海底都市」
...二人の歩調は極度に緩(ゆるや)かになった...
海野十三 「千早館の迷路」
...一切について極度に猜疑深くなってきたことは...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...しかしこの極度に発達した近代文明は...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...未亡人の彼に対する不信感は極度に高まり...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...すべては極度に異常だが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...一兵卒のシノンが何うして、不意に、あの木馬の計謀を発明したか? シノン等は決死隊を組織して、木馬の腹の中で、何んな夜々を送つたか? シノンは木馬の腹の扉を、極度に細く、そつと開くと、折からの一条の月光が箭のやうな光りを送り、その光りで見ると同志の顔は何んな輝やかしさに充ちてゐたか、その時何日目で同志の顔に接したか、何んな祈りを彼等はあげたか、木馬が出発する前の晩にシノンは故郷の恋人と母親に何んな手紙を書きおくつたか――...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...極度に細めた眼に非常に勢急な眼ばたきを加へた...
牧野信一 「沼辺より」
...その中でもとりわけこの称念寺の黄楊垣ほど、少年の日の、私の心をば、極度に恐れ、戦かしたものはあるまい...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...極度に肺病や肪膜や喘息や麻痺性の病気にかかるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...震動によって極度に揉み抜かれ...
武者金吉 「地震なまず」
...ただ一日か二日の間わたしを極度にゆすぶるだけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...極度に人心を引付けていた名残でもあるかと想像せられる...
柳田国男 「年中行事覚書」
...とりわけ群衆において極度に達する...
矢部貞治 「政治学入門」
...極度に鋭敏になっている彼の嗅覚(きゅうかく)が...
夢野久作 「白菊」
...極度にタタキ付けられた選手のように...
夢野久作 「白菊」
...極度に軽い精神と肉体の調和である...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...私は極度に緊縮と充実とを感じるのである...
和辻哲郎 「生きること作ること」
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