...一見明瞭を極めたる誤謬と云はなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...おたけが星野に対して特別な好意を示すのを見極めたある夜に...
有島武郎 「星座」
...お願いでござりまする」その声は悲痛凄愴(せいそう)を極めたのであった...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...それを見極めたくて旅に出たのだ...
太宰治 「津軽」
...峻烈苛酷を極めたので名高い)〕に掛けたって...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...明治の初年詩文の流行を極めた頃...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...(なんじ)がもしこれ以上この道の蘊奥(うんのう)を極めたいと望むならば...
中島敦 「名人伝」
...宅(うち)の方の所置をそのままにして放って置く事に極めた...
夏目漱石 「それから」
...じつに残虐を極めた殺し方だった...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...世間で極めた名前を知らずに集めてばかりいても楽みになるのかい」「へえ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...集合の場所は土橋(どばし)と極めた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...明治の半頃(なかばごろ)までさしも繁昌を極めた「阿波藍」にも大きな敵が現れました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...武部小四郎先生の壮烈を極めた大音声(だいおんじょう)...
夢野久作 「近世快人伝」
...あまりにも怪奇を極めた話の中心にグングン捲き込まれて行く私自身が恐ろしくなったので……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...峻烈を極めた筆付きで...
夢野久作 「老巡査」
...明智勢の抗戦も熾烈(しれつ)を極めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...あらかじめ予報されていたものとみえ、玄以の数正を迎えることは、鄭重を極めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしの取極めた縁組は」「ちと...
吉川英治 「源頼朝」
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