...如何に議論の精彩と微細とを極むるも要するにトルストイの本質を掴みかねたものと云はなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...クララは第一の世界に生い立って栄耀栄華(えいようえいが)を極むべき身分にあった...
有島武郎 「クララの出家」
...此日慘憺を極む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...此日惨憺(さんたん)を極む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...人の歓呼すら荘大高妙を極むることあるに...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...コムビネーシヨンの妙を極む...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...岩山の上り下り頗る困憊を極む...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...横暴残忍を極むるの存在であるかに...
中里介山 「大菩薩峠」
...慈覚大師に就いて顕密の二教を学びてその秘奥(ひあう)を極む...
中里介山 「大菩薩峠」
...あるいは繁昌に乗(じょう)じて驕奢(きょうしゃ)を極むることを矯(た)めたりすれば...
新渡戸稲造 「自警録」
...なおさらその原因を極むるに由なく...
野中到 「寒中滞岳記」
...その身の奢(おごり)を極むること上聞に達し』とあるだけで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...甚しきは華美の頂上を極む可しと云ふ者あれば...
福沢諭吉 「帝室論」
...明和以後枯楊(こようひこばえ)を生じて漸く春風に吹かれたる俳句は天明に至りてその盛を極む...
正岡子規 「俳人蕪村」
...空(から)ながら持ち行くに困苦を極む...
南方熊楠 「十二支考」
...世間ただ好みて情を縦(はな)ち欲を極むるを追い求むるあり...
南方熊楠 「十二支考」
...スウェン・ヘジン説にチベットの聖山カイラスへ午歳(うまどし)ごとに参詣群集を極むとあるも...
南方熊楠 「十二支考」
...至極むずかしい立場にある」いつか...
吉川英治 「私本太平記」
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