...何事をも打ち棄てゝ歸り來ぬとぞ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...あとで棄てるように紙につつむのであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...旅の恥はかき棄てと唱へて...
石川三四郎 「土民生活」
...これを至難なりとして決して放棄すべからず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ひいては文学を棄てるまでに導かれたことを彼に告げずにはゐられなくなつた...
ヴァレリイ 坂口安吾訳 「〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ」
...それとなく心ひかれて家を棄て出た...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...何でも坊さんが経文を棄てて世の中に出るという所であった...
高村光太郎 「回想録」
...と云って全く放棄してしまったのではなく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...是れはマア逃げる時はこの米と味噌樽は棄(す)てゝ行くより外(ほか)はないと云て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...家内の子供を取扱うにもその名を呼棄(よびすて)にすることは出来ない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今になって衝動的に廃棄したのを後悔しています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...たぶん手形は破棄すべきだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...今王も万乗の位を棄て布衣(ほい)の士と酒を飲まば...
南方熊楠 「十二支考」
...いいから棄てて行け...
三好達治 「艸千里」
...蒼黒い棄石のきわに一本の蕗の薹を眺め...
室生犀星 「庭をつくる人」
...湯をバケツに棄てて...
森鴎外 「半日」
...唾棄(だき)している都の現状や一門の繁栄を擁護する権化(ごんげ)となって...
吉川英治 「源頼朝」
...たとえすべての地主が地代を抛棄しても...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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