...殊に小説の梗概(こうがい)でも語らせると...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...去年の秋は桔梗(ききょう)の花が不思議なほど一ぱい咲いていた...
太宰治 「八十八夜」
...墓の前に植えつけた桔梗の花も見えた...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...桔梗の方も此の時一緒に救い出されたことは云う迄もない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...(一)梗概「イーリアス」とは「イーリオン(トロイエー即ちトロイア)の詩」といふ意味である...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...肩衣の武将の定紋(じょうもん)も同じく桔梗になっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...濃い桔梗色の天空を四方から押しせばめて――烈しい「お神立(かんだ)ち」がやってきた...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...いいかえれば人間というものは長い家族史の梗概(こうがい)のようなものなので...
久生十蘭 「ハムレット」
...美しい美しい桔梗いろのがらんとした空の下を...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...まったく向ふ岸の野原に大きなまっ赤な火が燃されその黒いけむりは高く桔梗いろのつめたさうな天をも焦がしさうでした...
宮沢賢治 「〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕」
...下流の宮津からも五里半の中央に選ばれたその日の曠場(はれば)たる桔梗(ききょう)河原には...
吉川英治 「剣難女難」
...桔梗河原の試合で春日様を撃ち込んだ...
吉川英治 「剣難女難」
...萩(はぎ)や桔梗(ききょう)や秋草のたぐいを入れ交(ま)ぜに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...揺れたりします」「桔梗どの...
吉川英治 「平の将門」
...当ててみろ」「野霜の……桔梗(ききょう)どのでしょう」「そうだ」将門は...
吉川英治 「平の将門」
...横たえると……桔梗...
吉川英治 「平の将門」
...しかし、船が、岸近くへ、曳かれて来るまでに、桔梗は、将門との中に生じた――この春、生んだばかりの愛しい――あれほど夫婦(ふたり)が珠(たま)と慈(いつく)しんでいたものを、眼をとじて、母の手で刺し、自分もその刃で、自害していた...
吉川英治 「平の将門」
...――こういう変り方が彼の人間に見え出してきたのは、最愛の桔梗と、彼女との仲に生まれた一子とを、叔父の良兼の兵のために、芦ヶ谷の入江で惨殺された時からの現象である...
吉川英治 「平の将門」
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