...海外通信にはシナ領土内における日露(にちろ)の経済的関係を説いたチリコフ伯の演説の梗概(こうがい)などが見えていた...
有島武郎 「或る女」
...濃(こ)い桔梗色(ききやういろ)の風呂敷包(ふろしきづつみ)を一(ひと)ツ持(も)つた...
泉鏡太郎 「艶書」
...そのとき桔梗の方おんなみだのうちに仰せけるは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...―――桔梗の方は如何に解釈したのであろうか? 日本の武士の間には...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...桔梗の方に劣らぬ美女には今後も出遇うことがあろうけれども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...桔梗(ききょう)がかった色気の羽織を着て...
徳田秋声 「新世帯」
...極めて稀れにこの苞腋から小梗が出て...
牧野富太郎 「植物記」
...「辰巳巷談」の梗概を述べお君がいい人鼎を沖津に寢取られたりとなせるが如き言語道斷の誤あり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...紫紺という桔梗(ききょう)によく似(に)た草の根(ね)を...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...桔梗染(ききょうぞ)めの手拭(てぬぐい)などを被(かぶ)り...
柳田国男 「木綿以前の事」
...下流の宮津からも五里半の中央に選ばれたその日の曠場(はれば)たる桔梗(ききょう)河原には...
吉川英治 「剣難女難」
...桔梗河原の矢来の外から唯一度見たことのある黒漆の長髯...
吉川英治 「剣難女難」
...白桔梗(しろききょう)のようなと思った...
吉川英治 「私本太平記」
...水色桔梗(ききょう)の九本旗は...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとりの桔梗を争いあっているわけだ...
吉川英治 「平の将門」
...――桔梗、よせよ、そんな悲しそうに、睫毛をふるわせるのは...
吉川英治 「平の将門」
...桔梗さまも、誰も……」「いる...
吉川英治 「平の将門」
...かしわ屋はこちらでございます」「桔梗(ききょう)屋は手前どもで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
