...こんな翻訳が上梓(じやうし)された事は原著者托氏(とし)も知つてゐたであらうか...
芥川龍之介 「点心」
...「剪燈新話(せんとうしんわ)」を飜案した浅井了意(れうい)の「御伽婢子(おとぎばふこ)」は寛文(くわんぶん)六年の上梓(じやうし)である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...「泣菫詩集」を上梓す...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...今に卒業しようという前に小野梓君が連れて私の所に六...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...島々からのバスの道路が次第々々に梓川の水面から高く離れて行く...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...成程あのガラ/\の音ぐらゐでは三百六十五日浚つて見たところで梓川(あずさがは)がたゞの一ト雨に押し流してくる砂泥をすくひ上げるにも足りないのではないかといふ気がするのであつた...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...同君の店から上梓(じょうし)するようにしないかとすすめられた...
寺田寅彦 「柿の種」
...蜀山人始め寝惚(ねぼけ)先生と号して狂詩集を梓行(しこう)せしは明和四年十九歳の時にしてその先輩平秩東作平賀鳩渓(ひらがきゅうけい)らと始めて相知れり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...ところで、梓さんだけは、たいへんにすましている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「……あたし、梓さんが、どこにいるか知っているの」キャラコさんの胸のところがドキンといった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...入って来た梓さんのようすを見ると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...梓さんだけのことではない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...池の縁(ふち)についてゆっくりと梓さんのほうへ近づいて行き...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一先ず作者はこれを『石狩川』の初編として上梓(じょうし)し...
本庄陸男 「石狩川」
...実に有難く『沖縄論叢』の上梓(じょうし)もその資を得るためといわれます...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...今囘たまたま新聞人山浦貫一君の筆を通じて新憲法解説の書が作成上梓されることになつた...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...私は八時ころそこへいったのですが、梓が待っていて、別墅のほうを指さしながら頷いてみせました、真壁が来ているのかと訊きますと、もういちどはっきり頷き、火のついていない提灯を三度、まるく振ってみせました...
山本周五郎 「失蝶記」
...ツイ其処に梓川が流れていた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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