「梏」の意味
手枷
小説での「梏」の使い方
...畢竟一つの桎梏を作家に加えるわけになる...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...封建的生産関係が社会の桎梏となった時...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...プロレタリア文学の従来の桎梏を打ち倒さねばならぬと主張する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...もし文芸を抑圧する最後の〔桎梏〕が〔政治〕ならば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その悲惨や桎梏や欲望や希望...
豊島与志雄 「情意の干満」
...無理解な統制制度の桎梏とに苦しめられながら...
中谷宇吉郎 「二つの序文」
...もはや過去の桎梏(しっこく)でしかあり得ないとし...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それよりも早く自由な身になって桎梏(しっこく)から逃(のが)れたかった...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...一方を逃(のが)れようとしてまたそこに桎梏(しっこく)の枷(かせ)を打たれてしまった...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...はたして自ら時間性の桎梏に呻くを免れ得るであらうか...
波多野精一 「時と永遠」
...かくて時間性の桎梏に呻かしめる...
波多野精一 「時と永遠」
...彼の樣子は正に今堪へられぬ梏を破つてまつしぐらに狂氣じみた放縱に走り込まうとしてゐる人間の顏であつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それの發展に對する桎梏に轉化する*...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...即ちイデオロギーは經驗の發展形式からそれの桎梏にまで轉化する...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...今ではそれの發展に對する桎梏にまで轉化した...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...何かの形でその桎梏との決戦をよぎなくさせる...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...そうした桎梏の環境のなかで揉まれながら冷たくかたい凍原のなかで春を待っていたのである...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...ギリシア人が幸福だったのは知的桎梏(しっこく)から自由だったからさ...
山本周五郎 「陽気な客」
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