...妙齢(としごろ)の女が桐の箪笥ごと晴着をみな焼いちまって...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...碧梧桐君と一緒に謡(うたい)など謡って遊び暮らした...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君も同じような事をしていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...七碧梧桐君と二人で仙台の第二高等学校を退学して上京してからは二人とも暫時の間根岸の子規居士の家に居た...
高浜虚子 「子規居士と余」
...そうして余が碧梧桐君を訪わねば碧梧桐君が余を訪うて二人でよくぶらぶらと東京市中を歩き廻った...
高浜虚子 「子規居士と余」
...そこで余は帰東早々これを碧梧桐君に話し...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君や鼠骨君や羯南先生なども見えた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...「それ青桐です」「アオギリギリですか」「アオギリギリと違います...
谷崎潤一郎 「細雪」
...沿道の遠近(おちこち)に桐の花が匂っていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...卓布の代わりに桐油(とうゆ)を釘(くぎ)でとめたテーブルの上で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...種も仕掛けもねえ、桐の一枚板だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「八、お前はお滝の部屋の窓から、青桐を伝わって、二階の主人の部屋へ登って見てくれ」「そんな事なら、わけはありませんよ」「そっとやるんだ、いいか」「へェ」八五郎はグイと尻を端折ると、お滝の部屋の窓から身軽に飛出し、鼻の先の逞(たく)ましい青桐の幹に伝わって、何んの苦もなく二階へ登りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...碧梧桐評の中にこの句は乙二(おつに)調だとか...
正岡子規 「病牀六尺」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...髪もおとなしやかに、細く結って、万すじの着物、短か羽織――はいって来ると、慇懃(いんぎん)そうに坐って、「御注文の、根付(ねつけ)が出来ましたで、持参いたしました――遅く、御迷惑でありましょうが、楽屋より、お宿で、ゆっくりと仕上げの御覧を願いたいと存じまして――」女中の、見ている前で、ふところから、大事そうに取り出して袱紗(ふくさ)づつみ、それをほどいて、小さな、桐の箱を、雪之丞の前に置く...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...興津弥五右衛門景吉は高桐院(こうとういん)の墓に詣(もう)でて...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...遠く望めば桐(きり)の花の咲き満(み)ちたる山あり...
柳田国男 「遠野物語」
...桐壺は、離れだった...
吉川英治 「松のや露八」
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