「桎」の意味
足かせ
小説での「桎」の使い方
...謙遜とは人格の彈性を抑壓する桎梏ではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...木村といふ首桎(くびかせ)を受けないでは生活の保障が絶え果てなければならないのだから...
有島武郎 「或る女」
...国士という桎梏(しっこく)から全く解放されたものは先ずなかった...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...桎梏の呼吸は間断なく続いていた...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...久しく桎梏(しっこく)に苦しんで来た黒人も今では合衆国民として白人同等の地位に置かれ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...『……(完美の詩人は)係累が無い、桎梏が無い、意思と行爲と共に等しく自由である、……一切の艱難を憐むに於て自由である...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...この氷の桎梏(かせ)からのがれ得ることを祈る...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...封建的生産関係が社会の桎梏となった時...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そのプロパーな言語学的又歴史学的桎梏から脱して...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...生産力の桎梏形式を打破するにしても...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その悲惨や桎梏や欲望や希望...
豊島与志雄 「情意の干満」
...女の桎梏からはなたれて自由人になれる...
中村地平 「悪夢」
...桎梏(しっこく)の枷(かせ)をはめられて残された武子さんの感慨は無量であったろう...
長谷川時雨 「九条武子」
...恐ろしい重さでのしかかってくる岩盤の桎梏(しっこく)のしたからツイとすりぬけた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...吉本興行部の桎梏(しっこく)を離れた上方落語界だが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...一旦出来上って固定した形は我々の活動に対して桎梏にさえなるのである...
三木清 「哲学入門」
...ギリシア人が幸福だったのは知的桎梏(しっこく)から自由だったからさ...
山本周五郎 「陽気な客」
...桎梏(しっこく)なく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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