...根気よく紀行文を書いてゐた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...てんで相手にしないつもりでいたがどこまでも根気よくついて来て...
寺田寅彦 「案内者」
...唯だ毎日根気よく書簡を手記して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そういう市民を彼らは根気よくつけ回す...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まあ試しの心算で根気よく一々の色を拾って少し大胆に純粋な色を思い切って塗り始めてみた...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...それでも根気よくやっているうちに...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...こういう研究を根気よくやった結果...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...尾根や谷戸の上の道を根気よく探しまわっていた...
久生十蘭 「春の山」
...根気よく電話で誘いかける...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...随分と根気よく毎晩々々通つて来る顔ではないか...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...何日も何日も根気よく追究していらっしゃらなければならないのだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...じれったいけれどもこっちも乗りかかった舟ですからそこは根気よくやりました...
山本周五郎 「思い違い物語」
...根気よく西北の暗(やみ)を見つめています...
吉川英治 「江戸三国志」
...まだ根気よくそこに網を張っていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...根気よくすすめてくれるのですが」「あなたの意はうごきますまい...
吉川英治 「三国志」
...ずいぶん根気よく待ち申したゆえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...妾は貴男(あなた)に対する研究心を根気よく棄てない...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
...山のように積み上げたもみじの葉を根気よくたき口から突き込んで...
和辻哲郎 「京の四季」
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