...――「この間柴野栗山(りつざん)(?)の手紙を集めて本に出した人が来たから...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...稻穗のよく實る水田が廣がつてゐる栗山や由仁(ゆに)を通過する時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...当時儒学の宗たる柴野栗山(しばのりつざん)に到底及ばざるを知って儒者を断念して戯作の群に投じたのであると語ったのを小耳に挟んで青年の私に咄(はな)した老婦人があった...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...「帆村さん、どうしました」「おお、栗山さん...
海野十三 「暗号数字」
...室鳩巣、岡田寒泉、柴野栗山、尾藤二州、古賀精里、同庵など、江戸時代第一流の儒者の墓多く集まりたり...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...岡田寒泉の墓は、栗山の墓の前方、雜木草莽の中に孤立す...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...それに栗山蕎麥が有名である...
田山花袋 「日光」
...栗山の方へ深く入って行かなければならなかった...
徳田秋声 「足迹」
...軒端(のきば)に釣った栗山桶(くりやまおけ)からは冷たそうな氷柱(つらら)がさがっている...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...わたしは二カ月位も栗山とは逢わない...
林芙美子 「淪落」
...略(ほぼ)「栗山大膳」ぐらいまでを歴史小説と云い...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...栗山の名は人に故主の非を思はせるからと云つて...
森鴎外 「栗山大膳」
...奥日光(おくにっこう)の北に栗山(くりやま)と呼ぶ広い部落があります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...または栗山といってのは...
柳田國男 「日本の伝説」
...栗山問ふて曰く、綱目を読みしや否や、答へて曰く未だ尽(こと/″\)く読む能はずと雖も只其大意を領せりと...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...栗山善助と母里太兵衛は...
吉川英治 「黒田如水」
...こんどは母里太兵衛や栗山善助の仲間にあずけ...
吉川英治 「黒田如水」
...……この書面によれば、母里(もり)、栗山、井上の三人は、わしが伊丹の城中に囚(とら)われとなったときから、そちの奥にかくれて、苦心をかさねていたようだが……今なお三名はそちの家に潜(ひそ)んでおるのか」「はい...
吉川英治 「新書太閤記」
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