例文・使い方一覧でみる「栄西」の意味


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...南方の禅を研究するために渡っていた栄西(えいさい)禅師の帰国とともにわが国に伝わって来た...   南方の禅を研究するために渡っていた栄西禅師の帰国とともにわが国に伝わって来たの読み方
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」

...この葉上僧正栄西さまは、御承知のとほり、天平のころからの二大宗教、すなはち伝教大師このかたの天台宗と弘法大師を御祖師とする真言宗と、この二つが、だんだんと御開祖のお気持から離れて御加持御祈祷専門の俗宗になつてしまつたのにあきたらず思召され、再度の御渡宋より御帰朝以来、達磨宗すなはち禅宗といふ新宗派を御開立しようとなされて諸方を奔走し、一方、黒谷の御上人が念仏宗すなはち浄土宗を称へられたのもその頃の事でございましたが、両宗派ともそれぞれ上下の信仰を得て、たうとう南都北嶺の嫉視を招き、共にさまざまの迫害を受けられたやうでございまして、栄西さまは、鎌倉へのがれてまゐり、寿福寺を御草創なされ、建保三年六月に痢病でおなくなりなさるまで、ほとんどそこに居られまして、往年に新宗派を称へ、新智識を以て片端から論敵を説破なされた御元気は、その御晩年には、片鱗だも見受けられず、さらに大きくお悟りになつたところでもあつたのでございませうか、別段、御宗派にこだはるやうなところも無く、御加持御祈祷もすすんでなさいましたし、おひまの折には、お茶のお徳をほめたたへる御本などと、珍奇なものまでお書きあらはしになるくらゐでございましたから、私たちの眼には、ただおずるいやうな飄逸の僧正さまとしか見えませんでした...   この葉上僧正栄西さまは、御承知のとほり、天平のころからの二大宗教、すなはち伝教大師このかたの天台宗と弘法大師を御祖師とする真言宗と、この二つが、だんだんと御開祖のお気持から離れて御加持御祈祷専門の俗宗になつてしまつたのにあきたらず思召され、再度の御渡宋より御帰朝以来、達磨宗すなはち禅宗といふ新宗派を御開立しようとなされて諸方を奔走し、一方、黒谷の御上人が念仏宗すなはち浄土宗を称へられたのもその頃の事でございましたが、両宗派ともそれぞれ上下の信仰を得て、たうとう南都北嶺の嫉視を招き、共にさまざまの迫害を受けられたやうでございまして、栄西さまは、鎌倉へのがれてまゐり、寿福寺を御草創なされ、建保三年六月に痢病でおなくなりなさるまで、ほとんどそこに居られまして、往年に新宗派を称へ、新智識を以て片端から論敵を説破なされた御元気は、その御晩年には、片鱗だも見受けられず、さらに大きくお悟りになつたところでもあつたのでございませうか、別段、御宗派にこだはるやうなところも無く、御加持御祈祷もすすんでなさいましたし、おひまの折には、お茶のお徳をほめたたへる御本などと、珍奇なものまでお書きあらはしになるくらゐでございましたから、私たちの眼には、ただおずるいやうな飄逸の僧正さまとしか見えませんでしたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...長生きします」栄西(えいさい)禅師の『喫茶養生記』にあるようなことを...   長生きします」栄西禅師の『喫茶養生記』にあるようなことをの読み方
野村胡堂 「胡堂百話」

...栄西や道元のごときも何らか末法思想をいだいていた...   栄西や道元のごときも何らか末法思想をいだいていたの読み方
三木清 「親鸞」

...お茶は僧栄西が支那から持って来たとか...   お茶は僧栄西が支那から持って来たとかの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...ちかごろ支那から帰朝した栄西(えいさい)禅師のところへ走ったが...   ちかごろ支那から帰朝した栄西禅師のところへ走ったがの読み方
吉川英治 「親鸞」

...建仁寺(けんにんじ)の僧たちが師栄西(えいさい)に向かって言った...   建仁寺の僧たちが師栄西に向かって言ったの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...栄西は物を与えようとしたが...   栄西は物を与えようとしたがの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...」栄西は答えて言った...   」栄西は答えて言ったの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...その時一人の檀那(だんな)が栄西を請(しょう)じて絹一疋を施した...   その時一人の檀那が栄西を請じて絹一疋を施したの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...栄西は歓喜のあまり人にも持たしめず...   栄西は歓喜のあまり人にも持たしめずの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...栄西は先刻の絹を取り返してその俗人に与え...   栄西は先刻の絹を取り返してその俗人に与えの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...栄西が建仁寺にあって貧者のために自己の饑死を賭しようとしたころには...   栄西が建仁寺にあって貧者のために自己の饑死を賭しようとしたころにはの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...かくて山門の衆徒は栄西を訴え...   かくて山門の衆徒は栄西を訴えの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...栄西が死んだのは道元十六歳の時である...   栄西が死んだのは道元十六歳の時であるの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...ついに栄西によって法器とされた...   ついに栄西によって法器とされたの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...右にあげた栄西言行の二...   右にあげた栄西言行の二の読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...恐らくこの世俗化しつつある栄西の寺院をいかんともすることができなかったのであろう...   恐らくこの世俗化しつつある栄西の寺院をいかんともすることができなかったのであろうの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

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