...梢を空にもたげるものは栄える...
有島武郎 「描かれた花」
...痘痕(あばた)が栄えるでごわりまする...
泉鏡花 「婦系図」
......
違星北斗 「北斗帖」
...松の園生のように栄えるようにと悦んで下さった母の顔を今でも憶い出す...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...私はとき折りこの画室で松の園生の栄える夢をみたり霞の衣につつまれて深山幽谷に遊んでいる自分を夢みたりする...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...善人が亡び悪人が栄える方が却つて多い様に見え...
丘浅次郎 「人類の将来」
...これがなかなか至難のことであるから能率を平均せしめることが出来ればその店は必ず栄えるのだが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...百貨店ひとり栄えることも出来ず...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...今は降り行くべき時だ――金属や蜘蛛の巣や瞳孔の栄える...
富永太郎 「秋の悲歎」
...善が栄えるといふ訳(わけ)でもなし...
夏目漱石 「点頭録」
...エログロの見世物が栄える時代になるだらう...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...石材次第で栄えるものだが...
室生犀星 「庭をつくる人」
...民芸として栄える日は二度とは戻り難いであらう...
柳宗悦 「雑器の美」
...ある種の工藝が特にある場所でのみ栄えることである...
柳宗悦 「地方の民藝」
...藁細工が栄えるのも当然であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それ故少量の特別な貴族品が栄えるより...
柳宗悦 「美の国と民藝」
...共に長く栄えるの計を立てようではないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...時代の趨勢によっていずれか一方の作家が栄えるということはあるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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