...假に某々情話の作者をその師とする者があるとすれば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...自分は從來デイヤレクテイツシユの考へ方をするといふ廉を以つて度々某々の非難を受けた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...某々がたいへんよい所へ片づいて非常に仕合せがよいというような噂(うわさ)は長くは続かぬ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...決して某々社會改良家たちの發明し...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...一方先棒(さきぼう)の村内有力者某々等をして頗る猛烈に運動せしむると共に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...某々の思考や思想はどういう特色を有っているかとかいう観察風の省察が目的ではなくて...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...単に某々の個人がこの紙上を藉りて個人的に噂を伝えたり説をなしたりしているとしか受け取れまい...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一味が「某々方面」や五・一五事件に関係ある海軍士官に...
戸坂潤 「社会時評」
...インテリにつきものとも云われる甚だ深刻な(?)苦悩が初めて始まったわけである(今日某々の文芸評論家達は今だに事新しいインテリの「苦悩」に悩んでいるらしく見えるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...昨晩の興行で某々の作品が得た収入額に耳を傾けだした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...某々の悪口を言う種に使った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...某々文化人の政治家は古来の門松は不用だと叫びながら...
正岡容 「寄席風流」
...某々教授を訪問したことなどが...
正宗白鳥 「私も講演をした」
...往年東牟婁郡の某々の村を通り...
南方熊楠 「十二支考」
...北アフリカの某々種の猴どもの牝はその子を喪うごとに必ず憂死し...
南方熊楠 「十二支考」
...こんな某々だとか丸々などと書くのは變ですが...
三好十郎 「肌の匂い」
...もと映畫館だつたのをチョット改造してレヴュ小屋にした某々の...
三好十郎 「肌の匂い」
...韓人(かんじん)に命じて某々(ぼうぼう)の池を築かしめられたことが見える...
柳田国男 「海上の道」
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